ジャングルポケットの斉藤慎二さんが読売新聞で過去の壮絶ないじめ体験を告白。それを見た元クラスメートの反応が酷過ぎると話題になっています。
ネットでは「完全な犯罪」「実名を出すべき」「自己弁護の塊」といった声が寄せられています。
ジャンポケ斉藤さんが過去のいじめ体験を告白
ジャングルポケットの斉藤慎二さんが読売新聞で過去の壮絶ないじめ体験を告白しました。
いつも笑顔を絶やさないジャンポケ斉藤さんの告白は多くの人に衝撃を与えました。
記事の要約は以下のようなものです。
小学3年生から中学生の頃まで、いじめを受けていました。生きていることがつらくて、絶望しかなくて、首をくくろうとしたこともありました。上履きがなくなるとか、3階から自分の教科書が落ちてくるとか、そんなことは当たり前。(中略)
クラスで僕1人だけ誕生会に呼ばれなかった時もあります。教室で泣いていたら、担任の先生から事情を聞かれました。先生は「斉藤くんにも原因があるかもしれないね。聞いてみよう」と言いました。僕はクラス全員から順番に、「気持ち悪い」「チビ」などと文句を言われました。給食をよそってもらえない時期もありました。授業中、「姿勢が悪い」と彫刻刀で背中を刺されることが続いた時には、血が出ても親や周囲に悟られないように、黒い服を着ていきました。(中略)
長く耐えてきたけれど、やっぱり学校に行くことが怖い。限界だと感じたある日、自殺をしようとしました。部屋にいると、異変に気づいた兄が駆けつけてきて、「何やってるんだ。死んだら全てが終わる。絶対、時間が解決してくれるから」と叱られました。時間は長くかかったけれど、高校に進学して人間関係が一新されると、いじめは本当に終わりました。
出典:読売新聞オンライン
本当に壮絶ないじめ体験ですが、実は話はこれで終わりません。
斉藤さんの過去のいじめ告白が読売新聞に掲載された後、新聞を見た元クラスメートから斉藤さんのもとに連絡があったそうです。
斉藤「連絡先全く分かんないやつからかかってきて、『あのさぁ、ニュースで言ってたやつって俺って入ってる?』『いや実はさ、俺も家族が出来てさ、TVで名前だけは出さないでもらえるかな』って言ってきたんですよ」
https://t.co/WPwVmBv0yM— namarako (@namarako) July 4, 2020
斎藤「で、俺もう『あっ、そういうもんだな』って思ったんですよ。変わらないなっていうか。『人は変われるもの』だっていう風に簡単に言うけれど、そうやって人を傷つけたりしてる人って、俺は根本的に変われないと思ってるんで」
— namarako (@namarako) July 4, 2020
また、斉藤さんは別の動画でも過去のいじめ体験のことを語っており、有名になった斉藤さんを自分の結婚式に呼ぼうとしていたことがあったそうです。
ネットでは元いじめっ子のクラスメートに対し「完全な犯罪」「実名を出すべき」「自己弁護の塊」といった声が寄せられています。
ネットの反応
いじめっ子の元クラスメートの反応を見た、ネットの反応を見てみましょう。
素直に地獄に落ちて欲しい
他人の痛みがわからない奴の典型!自己弁護の塊
加害者の顔と名前さらしちまえよ!殺人未遂じゃね?
名前を出すと、今度はその子供がいじめられてしまう可能性がある、ってことを斉藤さんは分かってるんじゃないでしょうか。悔しいですが、いじめにあった人はいじめられる事の辛さを一番わかってて、無くそうとしてる人で、斉藤さんはまさにそれです。
いつも明るくて面白い斉藤さんがこんな壮絶ないじめを受けていたなんて。思い出して語るだけでも辛かったと思います。そんな過去を微塵も見せないで笑わせてくれる斉藤さんは本当にすごい人ですね。私も辛い思いをした事があるし、娘も今辛くて学校へ行くことが難しいです。笑いがあるから生きていける
いじめは犯罪です!
いじめ被害者が、大人になってから加害者に復習する事件が起こらないとは限りません。
10代の死因原因の1位は「自殺」
厚生労働省がまとめた2017年の人口動態統計から、戦後初めて日本人の10~14歳の死因として自殺が1位であることが判明しています。
さらに、日本財団ジャーナルの調査によると、日本の若者の4人に1人が自殺を抱えたことがあり、10人に1人が自殺未遂を経験したことがあるとのこと。
その原因の多くは「いじめ」や「家庭不和」が強く関連しているといいます。
つい最近、女子プロレスラーの木村花さんが、SNSの誹謗中傷を苦に、命を絶ってしまった事件がありました。これも「いじめ」のひとつです。
ジャンポケ斉藤さんの告白を、ただの昔話として考えてはいけません。現在もどこかで同じような「いじめ」を受けてる子供がいるはずです。
いじめをした報いは、必ず自分に返ってきます。
過去のいじめでネットリンチを受け、仕事すらも失ったミュージシャンの例もあります。
いじめをする者は「犯罪者」であるという意識を、しっかりと浸透させていくことが大切です。
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