駐日トンガ王国大使館より火山噴火後、初の正式な最新情報が公開。津波の高さは最大15mだった模様です。
ネットでは「無事を祈っています」「すぐに募金します」といった声が寄せられています。
トンガ王国の火山噴火後、初の正式な最新情報
駐日トンガ王国大使館より火山噴火後、初の正式な最新情報が公開されました。
火山噴火後、初の正式な最新情報です。
未だトンガとの通信が困難なため、在トンガオーストラリア高等弁務官事務所のご協力によりトンガからこの情報を伝達いただきました。報道発表
(2022年1月18日)
火山噴火後、初の正式な最新情報 pic.twitter.com/LOYMD3YUrR— 駐日トンガ王国大使館 Tonga Embassy Tokyo (TET) (@TongaEmbTokyo) January 18, 2022
2022年1月15日夜、フンガトンガ・フンガハアパイ火山が噴火、津波警報により大規模な避難が行われました。噴煙は成層圏に達しトンガ全島を覆い、高さ15メートルにおよぶ津波がトンガタプ島西岸、エウア島、ハアパイ島に押し寄せました。
目下、初期被害調査が行われており、調整・対応のための国家緊急事態管理委員会(NEMC)が毎日開かれています。 国内外の通信は噴火による海底ケーブルの損傷により遮断されています。現在ヴァヴァウおよびハアパイへの通信は衛星電話と高周波無線のみに限られています。
ニウアス諸島とは通信がとれていませんが、フンガトンガ・フンガハアパイ火山から距離があるため被害は低いと思われます。 国内の電話回線はトンガタプおよびエウアのみ開通しています。 光ファイバーケーブルの損傷のためインターネットはダウンしています。現在復旧作業が進められています。
日曜日の朝、アタタ島とアハウ村で捜索と救助が行われ、行方不明者2名のうち1名は無事でしたがもうひとりの英国人は残念ながら初の死者となりました。これまでに同英国人を含め、マンゴ島の65才の女性、ヌムカ島の49歳の男性の計3名の死亡が確認されています。けが人も多数報告されています。
トンガ王国軍の艦艇が噴火の翌日に医療チームと救援物資とともにハアパイのオツムオムアへ派遣され、さらに別の艦艇が18日火曜日にマンゴ、フォノイフア、ヌムカに派遣されました。マンゴ島の全住宅が、フォノイフア島は2軒を除いた住宅が倒壊、ヌムカ島は甚大な被害が報告されています。
火山灰による水への汚染が甚大なため政府は安全な飲料水の確保に努めています。トンガタプの沿岸の村では日曜日に初期被害調査チームによる調査が行われました。海上および航空輸送は埠頭の損傷、滑走路への降灰により困難となっています。
国内・国際線の発着は空港の整備が整うまで延期となっています。 津波警報は解除され、火山活動は大幅に低下しましたが観測は継続されます。

15メートルの津波ってなんだ・・・恐ろしい話だ

15メートルの津波で3人の死亡は有りえるとは思えないな。これはかなり甚大な被害なのかもしれない

15メートルの津波に火山灰…想像を絶する状況ですが、トンガにいる皆さんが無事である事をお祈りしてます。 募金が始まったら微力ですがすぐに募金します。

やはり水が足りないご様子…どうか被災地の皆様に一刻でも早く安全な水が届けられるよう見守っております…

通信が困難な状況で、とても不安な気持ちでおられると思います。 トンガの方々がご無事でありますようにお祈りしています
トンガの方々の無事を願っています。
トンガ王国から日本政府に支援要請
ニュージーランド軍は、火山噴火後のトンガ上空から撮影した写真を公開しました。
民家や森、火山灰に覆われ トンガ沖噴火 NZ軍などが上空写真を公開
オリジナル版は→https://t.co/3yNijmiOaU pic.twitter.com/3NQE9h4uJh— 毎日新聞映像グループ (@eizo_desk) January 18, 2022
海岸沿いの民家や森は一様に火山灰で覆われ、海も茶色く濁っており、色彩が失われている様子が確認できます。
また、トンガ政府から日本政府に対して復旧・復興に向けた支援の要請があった模様です。
政府、トンガ支援実施へ 官房長官「速やかに」https://t.co/fmNsVMunyw
トンガ政府が同日、現地の日本大使館を通じて支援を要請。松野氏は「速やかに支援を供与できるようトンガ政府と調整する」と述べた
— 産経ニュース (@Sankei_news) January 18, 2022
東日本大震災の際、日本は人口が約10万人しかいないトンガ王国から約1,000万円もの義援金を受けています。
一刻も早い支援をすすめて欲しいところです。

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