岸田首相はノーベル物理学賞を受賞した米国籍の真鍋氏に対し「日本国民として誇りに思う」とうっかりコメント。
ネットでは「アメリカ人じゃん」「呑気なもんだな」といった声が寄せられています。
岸田首相「日本国民として誇りに思う」
今年のノーベル物理学賞に、気候変動モデルを提唱したアメリカ・プリンストン大学の真鍋淑郎さんが選ばれました。
ノーベル物理学賞の受賞が決まった真鍋淑郎さん(90)は、日本時間の午後8時ごろからニュージャージー州の自宅前でNHKの単独インタビューに答え、「気候変動で物理学賞をもらうとは思っていなかったので、びっくりしています。」と話しました。https://t.co/YtMOJ0oQIG#nhk_video pic.twitter.com/5Hid25RgSY
— NHKニュース (@nhk_news) October 5, 2021
これに対し岸田文雄首相は、ノーベル物理学賞受賞決定について「日本での研究活動の積み重ねをもとに、世界から認められたことを日本国民として誇りに思う」とのコメントを発表。
眞鍋淑郎氏のノーベル物理学賞の受賞を、心からお慶び申し上げます。
日本における研究活動の積み重ねをもとに、海外で活躍されている研究者の独創的な発想による真理の発見が、人類社会の持続的な発展や国際社会に大きく貢献し、世界から認められたことを、日本国民として誇りに思います。 pic.twitter.com/Io5ybEbhmB— 岸田文雄 (@kishida230) October 5, 2021
しかし、真鍋淑郎さんは日本では自身の研究ができないため、アメリカの大学へ渡り米国籍を取得した元日本人なのです。

だから「日本国民」じゃないっての。よりによって首相が間違えるなよ。

アメリカ人なので日本国民として誇りに思うのはおかしい!日本民族としてならわかる

呑気なこと言ってるけど真鍋さんがアメリカ国籍を取得したことをもっと深刻に捉えるべき。 研究者には日本は魅力がないということだと思います。 今は過去の遺産で受賞者を輩出していますが、じきに日本からの受賞者はゼロになりそうな予感がします。

米国籍の方のノーベル賞受賞を、日本国民として誇りに思う、というのは無理筋でしょう。ていうか、まずは稼げる大学とか、選択と集中とかいう自殺行為を止めて、国内の研究者がお金の心配なく基礎研究に打ち込めるようにしなさい。

総理大臣は人材の国外流出を防がないかん立場なのでは
真鍋氏をはじめノーベル賞を受賞した外国籍をもつ元日本人はとても多くですね。どうゆうことなのでしょうか?
日本人研究者の海外流出
真鍋氏のノーベル賞受賞を「日本国民として誇りに思う」というのは見当違いもいいところです。日本国民として「恥じるべき」ことです。
日本の大学では研究者がじっくり腰を据えて研究ができません。国が研究開発費をどんどん削減しているからです。それどころか学術会議など、まともな研究すら行わない機関にお金を流しています。
日本では契約社員同様の扱いをされている研究者も少なくないそうです。
当然十分な収入を得ることは難しいため別の仕事を兼業しなければならず、成果がなければ、契約更新されません。
しかし、海外では優れた研究者は、高待遇で迎えられ安定した生活が確保され、安心して研究を続ける事ができます。もちろん研究環境の施設も万全。
日本は二重国籍を認めていないので、そうなれば現地国籍を取得するしかありませんね。
日本の学術研究はどんどん衰退していくでしょう。中国の孔子学院や千人計画を批判する前に、日本の現状を知るべきです。
優秀な日本人研究者は国籍を捨て、環境の整った海外(中国除く)の研究施設へ行ったほうが絶対に良いです。
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