日本で暮らす6名のアフリカ系アメリカ人のドキュメンタリー動画「Living While Black, In Japan」が話題です。
ネットでは「いろいろ考えさせられる」「いろいろ重い」といった声が寄せられています。
日本で暮らす6名のアフリカ系アメリカ人
日本で生活するアフリカ系アメリカ人にとってのアメリカの怖さなどを語るインタビュー集「Living While Black, In Japan」が話題になっています。
すべて英語の内容ですが日本語字幕もあるので、ぜひ見て欲しい内容です。
- アフリカ系アメリカ人として日本で生きて、正直これ以上の自由を感じたことがない
- 故国のアメリカではできないことがここ日本ではできる
- 特に努力しなくてもタクシーがつかまる。店で働く人もしかるべく対応してくれる。他の人に対してと同様に

「日本では人種差別をほとんど感じない」「今まで体験したことのない開放感」「目に憎しみがない」とか日本がすごいよく言われてて混乱してしまった、なぜなら偉いリベラルのみんなが言うことには日本は排他的で差別的な人権後進国のはずだったので…

「日本人から奇異な目で見られる事は無いのかと聞かれれば当然そんな事は無い。『ガイジン』扱いされていると感じる事も多々ある。ただ日本人から蔑視や憎悪を感じることはまず無い」という趣旨の発言が印象深い。

この動画は見応えありますね。日本でアフリカ系アメリカ人として暮らすこと。アメリカでは母国なのに「安全」と感じない。日本では差別を「外国人」として受けるが、無知からきているもので解決できそう、との事。

黒人白人ではなく外人さんという一括りで見てるところあるけれど、それが思わぬ所で救われてる人がいるとは考えもしなかったな

日本人からしたら黒人も白人もどの人種も外国人って認識やもんなぁ
アメリカにおける人種差別の根深さを感じますね。
日本における人種差別
この動画をみて日本人が「やっぱり日本はサイコー」って勘違いするのは間違っているのではないでしょうか?
日本人のなかには黒い肌に対して冗談で「日焼けし過ぎたのか」とか「夜だと目だけ光ってるから車に気を付けてな」みたいな事を言う人がいます。
これは大阪人というか芸人のノリと一緒で差別意識はまったくありません。どちらかの言うと、最大限の敬意を込めた言葉です。
仲のいい間柄なら笑いで返せる人もいますが、なかには馬鹿にされていると感じる人がいるかもしれません。もちろん日本人同士でも同じです。
肌の色を乗り越えて冗談を言い合える仲も大切ですが、良い冗談と悪い冗談の区別は持ってほしいですね。
日本はもともと神道の国です。その神道には「すべてのもの受け入れよ」といった教えがあります。もちろん国籍も含めてです。
差別というより人とどうやって接するかが大切なのだと思います。

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