IOCバッハ会長は、2022年北京冬季五輪のボイコット論が出ていることに自制呼び掛け「アスリートが犠牲になるだけ」と訴えました。
ネットでは「ウイグルの犠牲はいいのか」「テド化」「五輪不要」といった声が寄せられています。
IOCバッハ会長、北京五輪ボイコットに自制呼び掛け
IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長は、2022年北京冬季五輪のボイコット論が出ていることについて自制呼び掛け、「アスリートが犠牲になるだけ」と訴えました。
IOC会長、22年北京冬季五輪ボイコットに自制呼び掛けhttps://t.co/1WkXd570wG
バッハ会長はIOCの政治的中立を強調し、ボイコットに反論。1980年のモスクワ五輪を引き合いに出し、「人々は歴史から学ぶべきだ。五輪をボイコットしても何も達成できていない」と述べた。— AFPBB News (@afpbbcom) March 13, 2021
ネットでは「ウイグルの犠牲はいいのか」「テド化」「五輪不要」といった非難の声が寄せられています。
ネットの反応
IOCバッハ会長の発言に関するネットの反応を見てみましょう。






IOCの政治的中立とは?
中国政府は新疆ウイグル自治区でウイグル人などの少数民族に対してジェノサイドが行われているとして、人権団体や一部の国の政府から批判の声にさらされています。
人権団体によれば、ウイグル自治区ではウイグル人をはじめとするイスラム系少数民族を中心に少なくとも100万人が施設に収容されており、そこでは女性の不妊手術や強制労働が行われているとみています。
中国政府は強制収容施設の存在を否定していましたが、施設はイスラム過激主義への傾倒阻止を目的とした職業訓練センターだとしています。
IOCバッハ会長の発言は、ウイグル人の犠牲よりも、アスリートが犠牲になることのほうが重要と考えていることになります。
もはやオリンピックは平和の祭典では無いのでは?

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