韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が2020年アカデミー賞で、作品賞を含む最多4冠を達成しました。
アジアの映画作品が作品賞を受賞したのは史上初の快挙です。
2020年アカデミー賞で韓国映画「パラサイト」が作品賞を受賞
2020年アカデミー賞で韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が作品賞を受賞しました。英語以外の作品が作品賞を獲得したのは史上初!
また、「パラサイト 半地下の家族」は、監督賞、脚本賞、国際映画賞も獲得し最多4冠を達成しました。
【 #アカデミー賞 速報 】作品賞は『パラサイト 半地下の家族』!!!!🏆#Oscars https://t.co/pIQBrCikNZ pic.twitter.com/ueFXnl7Azi
— VOGUE JAPAN (@voguejp) February 10, 2020
「パラサイト」ってどんな映画?
貧乏な家族と裕福な家族の出会いを描いたブラックコメディが「パラサイト 半地下の家族」です。
パラサイトとは「寄生生物、寄生虫」または「居候(いそうろう)」のこと。貧乏な家族が裕福な家族に寄生(=パラサイト)することで、予想ができない展開へと進んでいくのです。
半地下住宅に住むキム一家は全員失業中で、日々の暮らしに困窮していた。ある日、たまたま長男のギウ(チェ・ウシク)が家庭教師の面接のため、IT企業のCEOを務めるパク氏の豪邸を訪ね、兄に続いて妹のギジョン(パク・ソダム)もその家に足を踏み入れる。
出典:シネマトゥデイ
「パラサイト 半地下の家族」は、2019年のカンヌ国際映画祭では最高賞となるパルムドールを受賞しており、アカデミー賞の最有力候補と言われていました。
ネットでは多くの賞賛の声が上がっています。
パラサイトなにがすごいって、監督のオリジナル作品だということ、ああすごい。素晴らしい。
— 池田 エライザ (@elaiza_ikd) February 10, 2020
にしても何よりもすごいのは、パラサイトが獲った4賞、すべてポンジュノ本人なのよね。それ、なかなかない快挙だと思います。本当に素晴らしいポンジュノ。次の作品も韓国で撮ってね。
— Ms.メラニー (@mel_a_nie_oscar) February 10, 2020
韓国映画のパラサイトがアカデミー賞でこれだけ評価されたのは韓国が国をかけて長い期間、映画や音楽に力を注いで盛り上げてきた努力の結果なんだと思うと本当に素晴らしいね。
— DIZ (@DIZfilms) February 10, 2020
『パラサイト』の大快挙、やっぱり韓国映画全体の勝利だよなと思う。万人が楽しめるエンタメ性と、社会を映す鏡としての批評性、そのどちらも諦めない韓国映画の最良の例が『パラサイト』で、それが(比較的)保守的なアカデミーの壁をついに破った。『お嬢さん』や『タクシー運転手』の勝利でもある。
— ぬまがさワタリ@『ふしぎな昆虫大研究』発売中 (@numagasa) February 10, 2020
まとめ
韓国映画と言うとコメディタッチのラブロマンスのイメージを持っている人も多いと思いますが「パラサイト」のような社会を風刺した家族をテーマにしたブラックコメディも少なくないようです。
ぜひ、劇場へ足を運んで「パラサイト」を観てください。
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