鬼滅の刃キャラ考察!鬼滅隊の最強剣士「岩柱・悲鳴嶼行冥」

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岩柱・悲鳴嶼行冥は、鬼滅隊の中で最も実力のある九人の柱、その頂点に立つ盲目の剣士です。

心に癒えぬ傷と静かな闘志を秘めた鬼滅隊最強の剣士「岩柱・悲鳴嶼行冥」のキャラ考察をしてみましょう。

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鬼滅隊最強「悲鳴嶼行冥」

岩柱・悲鳴嶼行冥は、まだ悲鳴嶼が実際に戦う姿を見たことがない伊之助や炭治郎でさえ「悲鳴嶼さんだけ匂いが全然違うんだよな」と感覚的に彼のその強さを感じ取っているようでした。

常に命の危険と隣り合わせの鬼滅隊で、8年間も柱として仲間を支え、活躍し続けているという事実こそが悲鳴嶼の強さの証明だと言えるでしょう。

[surfing_su_box_ex title=”悲鳴嶼行冥プロフィール” box_color=”#99ccff”]

・名前:悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)
・年齢:27歳
・特徴:南無阿弥陀仏の羽織、数珠
・出身地:東京府青梅日の出山(日の出山 青梅)
・公式人気投票:62位

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悲鳴嶼は岩柱の名の通り寡黙な性格です。けれども彼もまた鬼への怒りと憎しみを心に秘めています。

きっかけは寺で家族同然に暮らしていた子供達を殺された事件。さらに、そこでの悲しい出来事以来、子供を信用できなくなってしまいます。

公式ファンブックには、子供に囲まれながら穏やかに暮らし「母親が子供の手を引いて楽しそうに歩いているだけでも泣いてしまう」とあるように子供が大好きな悲鳴嶼が、子供を信用できなくなってしまった…その状況に悩み苦しんできたに違いありません。

悲鳴嶼と大岩修行

本当に疑い深くなったと悲鳴嶼本人が述べているように、鬼滅隊に入ってからも悲鳴嶼は人との接触を避けてきたようです。

岩柱邸があるのは近くに滝がある山奥です。元僧侶だから、修行に適した環境だからなど、理由はいろいろあるでしょうが、人里離れた山奥に住居を構えたのは「人と深く関わるのが怖い」という深層心理が関係していたのかもしれません。

子供との出来事がきっかけで、人に対して懐疑心を抱くようになった悲鳴嶼ですが、彼の心を救ってくれたのもまた、子供達とのふれあいだったのではないでしょうか。

たとえば、小説版「片羽の蝶」では、幼き日のカナエ・しのぶ姉妹との暮らしを通して悲鳴嶼が少しずつ心を開いていく様が描かれています。

鬼滅隊に入りたいと押しかけてきた二人に、最初こそそっけなく接していた悲鳴嶼ですが、ともに食卓を囲み、彼女たちの固い決意を知る中で、少しずつ警戒心を解いていきます。

当時、悲鳴嶼が二人に出した課題は、大岩を動かすこと。そう、柱稽古で炭治郎たち隊士に課した内容と同じものなのです。

悲鳴嶼が炭治郎に自分の過去を吐露したのも、大岩修行をクリアした後でしたし、大岩を動かす修行は悲鳴嶼にとって”子供と関わるためのツール”という見方もできるのです。

カナエとしのぶ、弟子の玄弥、そして炭治郎、子供達がひたむきに課題に取り組む姿は、大岩のみならず悲鳴嶼自身の心をも動かしていったのでしょう。

悲鳴嶼行冥の「岩の呼吸」

無限城で悲鳴嶼と交戦した上弦の壱・黒死牟は「これほどの剣士を拝むのは…それこそ三百年ぶりか…」と極限まで練り上げられた悲鳴嶼の肉体を絶賛しています。鬼滅隊最強の名は伊達ではありませんね。

また、日輪”刀”という名の通り、多くの剣士が刀を武器に使うなかで、鎖で繋がれた斧と鉄球を使う異色の存在です。鎖を踏みつけて鉄球を地面に叩きつける「弐ノ型・天面砕き」は彼の武器だからこそ可能な技だといえるでしょう。

また、悲鳴嶼の日論刀は、黒死牟いわく「これほど太陽光を吸い込んだ鉄は刀匠の技術が最繁期たる戦国の世にも発見されていなかった」と語っています。

悲鳴嶼の武器はまさに最強の戦士にふさわしい究極の日輪刀といえるでしょう。

悲鳴嶼行冥の強さ

盲目である悲鳴嶼は視覚に頼ることなく、むしろ研ぎ澄まされたほかの五感で敵を捕らえます。

無惨を攻撃した際「さらにこの肉体の再生速度 音からして」というセリフから、聴覚などによって戦況を把握していることが伺えます。

また、黒死牟に攻撃する直前には轟音を立てながら鉄球を振り回しています。「空気が…引き寄せられる」という黒死牟の発言からも回転した鉄球が発した風や空気圧なども計算し、相手に跳ね返ってきた感覚を肌や耳で感じ取り、間合いをはかっているとも考えられます。

220cm/130kgという人並み外れた恵まれた肉体や、厳しい修行で身につけたパワーはもちろんですが、この視覚以外の五感をフルに活かした戦闘空間や戦況の把握能力もまた、悲鳴嶼を強者たらしめているのでしょう。

悲鳴嶼行冥が唱える「南無阿弥陀仏」

悲鳴嶼行冥の羽織に描かれているのが「南無阿弥陀仏」 の文字。まるでお坊さんのように数珠を持ち演じる姿も作中で頻繁に登場します。

この「南無阿弥陀仏」は浄土宗、浄土真宗などで唱えられる念仏です。阿弥陀如来という仏が、修業した行動を全部閉じ込めて南無阿弥陀仏の六文字に表されているとのことです。

悟りを得ない現世の人の「無名の闇」という苦しみから救ってくれるとされています。

目が見えないにもかかわらず誰よりも戦況を把握し、鬼に苦しむ人たちに安らぎをもたらす悲鳴嶼行冥そのものを体現している言葉でのように感じます。

まとめ

鬼滅の刃「岩柱・悲鳴嶼行冥」のキャラ考察をしてみましたが、いかがでしたでしょうか。

岩柱・悲鳴嶼行冥は、無惨との最終決戦で左足を失い、すべての力を出し切った末、最後は和解した子供たちの魂と一緒に旅立っていきました。

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