フリマアプリを利用した詐欺被害が140件を超えているそうです!
実はこれ後払い決算を悪用した巧妙な詐欺なのです。その手口を詳しく見てみましょう!
後払い決済を悪用した詐欺被害が140件超え!
フリマアプリを利用して商品を購入した人が、詐欺に合うケースが多発しており、すでに被害件数が140件を超えています。
これは後払い決済を悪用した詐欺で、悪用されたのは「Paidy(ペイディー)」という決済サービス。
Paidyは、メールアドレスと電話番号のみで決済可能で、翌月にまとめて払う後払いも可能になる決済サービスなのです。
詐欺の手口は?
- 購入者はフリマアプリ(メルカリ)で商品を購入。
- 登録していた住所などの個人情報が出品者に通知。
- 購入者が代金を払い商品が届く。
- しかし、送り主は出品者ではなく大手の家電量販店。
- 購入者が家電量販店に確認したところ、出品者が購入者の住所と名前を使デイリーの後払い決済で商品を注文していた。
メルカリで商品購入
無事に商品が届いたと勘違いしてメルカリ支払い完了
後日、家電屋からも請求がくる
購入者の情報で後払い通販を受け取らせ、メルカリで金を盗む手口
気付いた時には出品者(犯人)ドロン
こんな詐欺が普通に落ちてますよ
途中で気付いて良かったー#メルカリ #詐欺 #paidy pic.twitter.com/g4CdVZQl10— caa (@carjapan5) January 10, 2020
この場合代金の請求は出品者に行くのですが、出品者はPaidy側からの請求の電話を無視、するとこの請求は最終的に購入者に来ることになるのです。
つまり購入者はフリマアプリを通じて代金を支払っているにもかかわらず、 Paidyへの支払いも必要になってしまうということです。
もし同様の詐欺にあったら?
もし同様の詐欺にあってしまったら、まずは販売者からの発送かどうかを確認。もし、家電量販店から商品が届いたら、Paidyからの請求が来る前に商品を家電量販店に返品。その後、フリマアプリ側に連絡をして返金をしてもらいましょう。
一連のトラブルを受けビックカメラやヤマダ電機といった大手家電量販店ではPaidyによる決済を停止しています。
また、Paidyによるとこうした被害は現在140件以上に及んでおり、対策としてはPaidy側からの請求については債権を放棄する形をとり、購入者は支払いをする必要はないようにするとしています。
以前から販売者と発送元が異なるというのは頻繁にあることで「ドロップシッピング」と呼ばれる配送方法です。
最近はメルカリやヤフオクなどが匿名配送を提供しているので、こうした配送方法の商品を選べばトラブルは減らせるはずです。今回は後払い決済を利用した詐欺ですが、
まとめ
今回はメルカリを利用した詐欺ですが、メルカリに限らずヤフオクやアマゾンなどのネット販売でも同様の詐欺が起こる可能性もあります。
ネットでのお買い物には十分に気をつけましょう。
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