経団連の中西会長は春季交渉に関する会談で「日本の賃金水準がいつの間にかOECDの中で相当下位になった」と語り話題に。
ネットでは「何をいまさら」「すっとぼけ」「他人事かよ」といった声が寄せられています。
経団連会長、日本の賃金「OECDの中で相当下位」
経団連の中西会長は春季交渉に関する会談の中で「日本の賃金水準がいつの間にかOECDの中で相当下位になった」と語り話題になっています。
経団連会長、日本の賃金「OECDで相当下位」 春季交渉https://t.co/5vXNB5whyF
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) January 27, 2021
ネットでは「何をいまさら」「すっとぼけ」「他人事かよ」といった声が寄せられています。
ネットの反応
経団連会長の発言に関するネットの反応を見てみましょう。





いつの間にか賃金が下がったわけではない
現在の日本の最賃はOECD29カ国中「25位」でメキシコ並み。平均賃金は先進諸国と1.5倍前後の開きがあり、国内総生産(GDP)もかつて15%程度だった日本の比率は6%程度にまで下がりました。
もちろん、いつの間にか日本の賃金が下がってしまったわけではありません。
人件費を抑えて収益を確保するという、安易なリストラ策を過去30年間も取り続けてきた結果です。
正社員より非正規雇用者、給料だけで暮らせないなら副業をするしかない…こうした経営によって日本からは技術開発力も市場開拓力も失われていったのです。日本が技術大国と呼ばれたのはすでに過去の話です。
大企業の下請け叩きも固定化し、今さら賃金を上げたら中小企業はどんどん潰れてしまうでしょう。
これが今の日本の姿…日本は先進国から脱落したのです。
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