米ファイザーとドイツBioNTechは開発中の新型コロナワクチンが「90%超の予防効果」があると発表しました。
ネットでは「本当なら嬉しい」「なんかおっかねえ」「なんで90%」といった声が寄せられています。
米ファイザー、新型コロナワクチン「90%超の予防効果」
米製薬会社ファイザーとドイツBioNTechは、開発中の新型コロナワクチンが治験の予備解析の結果「90%超の予防効果」があると発表しました。
米ファイザー、ワクチンの効果9割超にhttps://t.co/Y7Av0B6xzz
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) November 9, 2020
記事によると、新型コロナワクチンを6か国・4万3500人でテストしたところ、90%以上の感染を防いだとのことです。
ネットの反応
新型コロナワクチンに関するネットの反応を見てみましょう。





インフルワクチンの有効性を超えた?
今回、米ファイザーが発表した開発中の新型コロナワクチンは「90%超の予防効果」が確認されたとのことですが、インフルエンザワクチンと比較すると、かなり高い予防効果があると言うことがわかります。
厚生労働省では、インフルエンザワクチンの有効性は60%としています。
「インフルエンザワクチンの有効性」は、ヒトを対象とした研究において「ワクチンを接種しなかった人が病気にかかるリスクを基準とした場合、接種した人が病気にかかるリスクが、『相対的に』どれだけ減少したか」という指標で示されます。6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています。
・ワクチンを接種しなかった方100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%)
・ワクチンを接種した方200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%)
→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=(1-0.4)×100=60%
つまり、開発中の新型コロナワクチンは、現在のインフルエンザワクチンよりも有効性が高いことになるのでは…
もしこの発表が本当だとしたら、 世界にとって明るいニュースになることは間違いありませんね。

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