筋トレ愛好家に衝撃!アメリカ本国の「ゴールドジム」が倒産!?
筋トレ愛好家達に聖地と呼ばれているアメリカ本国の「ゴールドジム」が破産申請をしたことがわかりました。日本各地のジムの感染拡大防止のため臨時休館していますが、日本のゴールドジムは大丈夫なのでしょうか?
米ゴールドジムが倒産!?
5月4日、米ゴールドジムがアメリカ連邦破産法11条の適用を裁判所に申請したことが報じられました。
「GOLD’S GYM(ゴールドジム)」を運営するGGIホールディングスがアメリカの連邦破産法11条の適用を申請し経営破綻。世界で約700カ所あるジムの大半はフランチャイズで「ライセンス事業は影響を受けない」としています。#新型コロナ #COVID19 #緊急事態宣言https://t.co/eR7Oc6kmnu
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) May 4, 2020
ゴールドジムは、世界28カ国、650店舗以上、300万人を超えるメンバーが利用している世界最大級のフィットネスクラブです。
ゴールドジムが世界的に有名になったのは、ボディービル界の枠を超えスーパースターとなったアーノルド・シュワルツェネッガーが出演した、1977年の映画「パンピング・アイアン」のヒットだったと言われています。
この映画をきっかけにトレーニングブームが巻き起こり、ゴールドジムは世界的に有名なジムとなりました。シュワルツェネッガーもゴールドジムでトレーニングしていたことはあまりにも有名な話ですね。
そんなゴールドジムの破産申請にネットでは「マジか!」「ゴールドジム倒産かあ~」「日本のジムも心配だ」と、驚きと落胆の声が多く寄せられています。
ネットの反応
ゴールドジムの破産申請のニュースを聞いたネットの反応を見てみましょう。
ゴールドジム倒産かぁ~#ゴールドジム #倒産 pic.twitter.com/AAFclL4BWZ
— speranzatx (@Speranzatx) May 4, 2020
ゴールドジム倒産が賑わってますね。この年齢でジムにほとんど行かないぐーたら人間ですが筋トレ愛好家には大人気だと聞きます。海外から来た筋肉隆々のシニマネが、家を探す条件の第一位に、ゴールドジム近接を挙げていたのを思い出す。
— Jackie (@JCKZS) May 4, 2020
米ゴールドジムがChapter11を申請。
倒産と言われているが、日本でいう民事再生。やり方ミスると倒産してしまうが。日本のゴールドジムには米国の影響はないと思われるけど、ゴールドジム含め日本のフィットネス業界も危ないだろうね。
— スガワラケンタ (@k_viva_k) May 4, 2020
【米ゴールドジム倒産について要約】
●再建型の倒産法制である「米連邦破産法11条」が適応
●清算型と異なり、事業継続が前提
●まず財務健全化のため直営30店舗を閉鎖
●今後もデジタルやプログラム事業、世界に約700あるフランチャイズ店舗事業は引き続き継続し拡大していくhttps://t.co/xpjAgw8DsQ— 阿部 信太郎 | Shintaro Abe (@shintaro_abe_) May 4, 2020
日本のフィットネス業界も心配。
— ローライト💪アニオタトレーニー (@l_lawliet_n) May 4, 2020
倒産ではなく「継続しながらの再建」
ネットでは「ゴールドジム倒産!」と話題になっていますが、正確にはチャプター11といって日本でいう「民事再生法」にあたるものです。
倒産ではなく、むしろ継続しながら再建を目指すものです。これは「再建と事業継続が前提の倒産手続き」で、廃業ではないことを明確にしているのです。
チャプター11は、米国の連邦倒産法において、再建型倒産処理手続を内容とするもので、債務者自らが債務整理案を作成できることから、日本でいうところの民事再生法に相当します。また、チャプター11を適用した企業では、全ての債権回収や訴訟が一旦停止され、事業を継続しながら、過去の「負の遺産」を法律によって強制的に断ち切り、存続価値のある企業を目指して経営再建に専念できることから、比較的短期間での再建が可能と言われています。
出典:iFinance
とはいえ、感染拡大が営業活動にこれほど大きな影響を与えていることを実感させられるニュースです。
ゴールドジムやエニタイムが休業していることから、アマゾンなどのスポーツ用品店を扱うECサイトでは、ダンベルやトレーニングチューブなどの自宅用筋トレグッズが軒並み売り切れになっている状態が続いています。
1日も早く感染が終息し、今まで通りの日常を取り戻せることを心から願います。

コメント