4月4日に放送されたEテレ「パンデミックが変える世界」で紹介された、スペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子が残した言葉が現在の状況とリンクすると話題になっています。
歴史は繰り返されるのでしょうか?
スペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子
4月4日に放送されたEテレ「パンデミックが変える世界~歴史から何を学ぶか~」で、スペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子が残した文章が紹介されました。
与謝野晶子は明治時代の作家で、代表作「みだれ髪」など文学史の常識をくつがえした女流歌人です。そんな与謝野晶子は1918~1920年に日本でも流行し、世界で4000万人以上の死者が出たスペイン風邪(インフルエンザ)について記していたのです。
スペイン風邪で子供をなくした与謝野晶子。まるで今を見ているような文章を残している。
歴史学者の磯田さんは、50万人なくなっても風景、見える景色が変わらないから日本では忘れる。と。 pic.twitter.com/KYFSyl2Px7
— もふ🇯🇵🌈 (@mofutwiko) April 4, 2020
[surfing_su_note_ex note_color=”#66ff96″]政府はなぜいち早くこの状況を防止するために…多くの人間の密集する場所の一時的休業を命じなかったのでしょうか「感冒の床から」[/surfing_su_note_ex]
1918年(大正7年)11月10日に子どもが学校でスペイン風邪に感染したことで、与謝野の一家全員が伝染してしまったのです。また「死の恐怖」では東京と横浜だけで毎日400人の死者が発生しており明日はわが身かもと述べています。
ネットの反応は?
与謝野晶子の文書を見たネットの反応を見てみましょう。
この状況こそ今の学校だと思います。
どうか学校再開の延期を全国的な声にして下さい。#命守るために学校を一斉休校に— ムクドリ (@mkdrkwsm) April 4, 2020
これ学校で教えたらいいのにw
— のゆゆ (@noyuyu1) April 4, 2020
リアルな歴史は繰り返すですね…
— wajyu(わじゅ) (@taji06041) April 4, 2020
賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ。。。
スペイン風邪の歴史を正しく振り返る必要があります。。 pic.twitter.com/t70VJ0tzbO— medusake 🍶 (@medusake) April 4, 2020
「何故、政府は…」と言っている方々へ
あなた方は何故、政府からの指令を待っているのでしょうか?
本当に危ないと考えているなら、自らの意思で身を守るべきではないのでしょうか?
何故、誰かに言わなければ、行動に移せないのでしょうか?
— ZETTO-METAL @幕張の余韻に浸る日々… (@esuzuki1022) April 4, 2020
歴史は繰り返す
「歴史は繰り返す」と言われますが、当時のスペイン風邪が流行した状況と現在はとても良く似ています。
感染流行に乗じたマスクの値上げ、自宅でマスクをつくる、小学校閉鎖…
【100年前「スペイン風邪は3年続いた」】当時のインフルエンザの猛威。第一次世界大戦を終わらせたのは「スペイン風邪/インフル」だったとされる(死者5000万人/1918-20年)日本でも「2回目の流行で」強毒化して致死率が増大。#新型コロナ も来年に変容あるかも…#Eテレ #パンデミックが変える世界 pic.twitter.com/mOHJRToC8K
— わび@さび (@think_literacy) April 4, 2020
今の日本の対応は過去から何も学んでないと言っても過言ではないでしょう。
Eテレの番組によれば、スペイン風邪が流行した3年間の間に日本では2回の大きな流行があり、1回目の流行では患者100名あたり1.22人、2回目の流行では患者100名あたり5.29人の死者が出たとのことです。
まとめ
過去の歴史から学ぶことが大切です。感染が拡大していない地域でも対岸の火事では決してありません。
現在、地方では学校を再開していますが、今すぐにでも全国一斉休校の対策をとるべきなのではないでしょうか?
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