奈良県立医大が「人に有効かは不明」としたうえで、柿渋でコロナの感染力が1万分の1以下になったと発表しました。
ネットでは「渋柿と違うの?」「今度は柿の転売」「買い占め」といった声が寄せられています。
柿渋でコロナが不活化?
奈良県立医科大学は「人に有効かは不明」としたうえで、塗料などに使われる柿渋で新型コロナの感染力が1万分の1以下になったと発表しました。
【研究】高濃度の柿渋成分で新型コロナ無害化 奈良県立医大などhttps://t.co/iY1EKwvRcT
成分がウイルスのタンパク質にくっつくことで無害化している可能性があるが、詳しいメカニズムは不明。「口腔内で直接証明したものではなく、食べれば予防効果があるわけではない」と説明している。 pic.twitter.com/5MxO8ukQZe
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 15, 2020
記事によると、奈良県立医大が新型コロナと唾液に高純度の各支部を混ぜて10分間置いたところウイルスが無害化したということです。
ネットでは「渋柿と違うの?」「今度は柿の転売」「買い占め」といった声が寄せられています。
ネットの反応
柿渋がコロナ不活化?に関するネットの反応も見てみましょう。
柿無くなりそう…
— セレクトショップレトワールボーテ 15時当日 休業日除く 運行情報 ニュース 等 コルセット 即納 (@beautejapan) September 15, 2020
買い占め…起こりそう
— シルル(グッズオタク)@低浮上 (@Shiruru_2200) September 15, 2020
紛らわしいこと言わないほうがいいですって…
この見出しだけで買い占めに走る人が大勢でますから— 部族長剣山@獣愛会 (@TruJinlike70956) September 15, 2020
おバカは買い占めに走る。
柿の消費量は激減してるから
そういう意味では
柿が売れるのは良いけど
今年だけだからね。
気合い入れちゃダメよ。— まさゆき (@RADIO_RADIO_NO1) September 15, 2020
ノロウイルスにアルコール(エタノール)が効きづらい際に、広島大学が研究してエタノールに柿渋エキスを混合すると効果があることが分かり、アルタンノロエースという商品名で製品化したことを思い出しました。あのアルタンノロエースは、新型コロナウイルスにも効果があるのか。
— 白樺太郎。新型セローほしい。&ロドスタかS660購入したい。新型ジムニーも良い。転職道初段 (@mazda_rst) September 15, 2020
あんま分かってない段階なら言わん方が…
— Sunrise@2211(ひなたって呼んでね)🐔 (@moca__ran) September 15, 2020
柿を食べたらいいの?
柿渋がコロナに効果があるとなると、単純に「渋柿を食べればコロナ予防になる」と考える人も多そうです。
しかし、柿渋は渋柿を絞って発酵熟成させたもので、古くから塗料や染料などに使われているものです。決して食品ではありません。
また、奈良県立医大の伊藤教授らによると、柿タンニンがウイルス表面のタンパク質にくっつくことでウイルスを無害化している可能性が推測されるが、詳しいメカニズムは不明としています。
さらに、教授は「人の口腔(こうくう)内で直接証明したものではなく、渋柿を食べれば予防効果があるわけではない」ともはっきりと説明しています。
つまり「柿を食べたらいい」というわけでは決してありませんので、むやみに買い占めなどに走ることは控えたほうが良いでしょう。
ただし、今後の研究として飴やガムなどに柿渋を混ぜて口に含むと、新型コロナの感染を予防できる可能性があるとして、製品化できる企業を募るとともに、ヒトでの臨床研究を進める方針だそうです。

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