東京ディズニーランドが契約社員に対し「継続するなら半年で約22万円」とした事実上の退職勧告をしていたことが分かりました。
ネットでは「やべえな」「これが夢の国」「バイト以下」といった声が寄せられています。
東京ディズニーランド、契約社員に「半年で22万円」
東京ディズニーランドがダンサーなどの契約社員に対し「継続するなら半年で約22万円、準社員として再入社なら66万、9月で退社なら80万」とした事実上の退職勧告をしていたことが分かりました。
「半年で収入22万円」ディズニーランドが契約社員に事実上の“退職勧奨” #ディズニーランド #スクープ速報 #週刊文春 #文春オンラインhttps://t.co/bu45352rP5
— 文春オンライン (@bunshun_online) September 23, 2020
記事によると、契約社員の1人は「この収入では死ねと言われているようなもので、退職するしか道はない。私たちはディズニーが大好きで、子供の頃からここで働くのが夢でした。ゲスト(来場者)の笑顔を見ると辛いことも忘れてしまうから、この仕事を続けてきたのに」と語ったそうです。
ネットでは「やべえな」「これが夢の国」「バイト以下」といった声が寄せられています。
ネットの反応
東京ディズニーランドの契約社員に対するネットの反応を見てみましょう。
また景気が良くなったら何千万単位の高い金をかけてキラキラCM作って騙されて来た人を使い捨てるんだろうな〜
— CASTER (@6n0Fg_CASTER) September 23, 2020
ディズニーの契約社員が勤務継続する場合、半年で約22万の収入ってヤツやべえな。
夢の国どころか魔界。
— さっさん (@sss_6_1_0) September 23, 2020
夢の国で働いても自分に夢は与えてもらえないのね…
— くみきち@中3英語を解く (@KKumi_0527) September 23, 2020
去年のいきさつからしてもそうだが、人を人とも思っていない。
「半年で収入22万円」#ディズニーランド
— syhon3000 笑った人は美味しいものを食べる義務があります。笑わせるつもりはありません!キリッ (@syhon3000) September 23, 2020
お金持ちだからもっと税金を払いたい♡とか言ってたくせにこの有様
活動家に何十億も寄付する金が有るなら社員の給料死守すればいいのにだっさ
— ȿw͡ (@W0F6a3ith) September 23, 2020
ディズニーランドの人材育成
ディズニーランドでは従業員スタッフの9割近くは正社員ではなく、キャストと呼ばれる準社員(いわゆるパート・アルバイト)で担われています。
ディズニーランドでは準社員を中心に現場を回していくという人材育成術があり、この人材育成術は多くの企業の見本とされ、経営セミナーなどの場面でもたびたび語られてきました。
そして、ディズニーランドの経営方針として「キャストが活き活きと働ける環境」をつくることが一番大切なことだとされています。つまり、今回の事実上の退職勧告は「ディズニーランドの経営崩壊」を意味するものです。
どれだけ綺麗事を並べ立てても、結局のところ「背に腹はかえられない」ということなのかもしれません。

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