最先端の生命科学によって「老い」は治療できる病気だとした全米ベストセラー「LIFESPAN:老いなき世界」が話題です。
ネットでは「不老は魅力的だけど…」「地獄じゃん」「長生きしたいか?」といった声が寄せられています。
人類は「老いない身体」を手に入れる?
最先端の生命科学によって「老い」は治療できる病気だとした全米ベストセラー「LIFESPAN:老いなき世界」が話題です。
【科学的根拠が示す「老いなき世界」のリアル度】
老化は正常な過程ではなく「病気」であると主張するハーバード大学医学大学院の教授デビッド・A・シンクレア氏の考えを、大阪大学大学院教授の仲野徹氏が解説。老化を引き起こすたった1つの原因とは?#東洋経済オンラインhttps://t.co/cekdt4hiG8— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) September 28, 2020
ネットでは「不老は魅力的だけど…」「地獄じゃん」「長生きしたいか?」といった声が寄せられています。
ネットの反応
「老いない身体」に関するネットの反応を見てみましょう。
そんなに長生きするのがいいのかいまいちわからない。私なんてあと100年生きられたらそれでいい
— フクシマパパ@群馬地域ブロガー (@2940papa) September 28, 2020
老いて死ぬことがない世界とかもはや地獄じゃん
— まが玉 (@omiomi2223omi) September 28, 2020
老い、衰えない身体を手に入れたとして、ずっと身体を維持するために働き続ける事になる。 辛い。
— あき (@CzmFd1hujgxc5Yp) September 28, 2020
病気というより進化の結果という説があります。繁殖後の個体が長生きしすぎると、遺伝的多様性が損なわれ、資源が不足するなど種全体に不利益が生じるわけです。あらかじめ一定時間で死ぬようにすればこの問題を解決できる、という進化です。実際に、原始細菌類には寿命がありません。
— 東京大学留年研究所 (@ut_ryuunen) September 28, 2020
不死はいらんが不老は魅力的
健康な体のままぽっくり逝きたいわー— 信長@鳥クラスタ (@yugaku25) September 28, 2020
旧約聖書が示す人間の寿命
都市伝説の世界では、大昔の人類の寿命は数百年から数千年あったという説があります。
創世記(旧約聖書)5章には、いちばん初めに造られた人類アダムからノアまでの系図が記されていますが、アダムが930歳、セツが912歳、エノシュが905歳…ノアが950歳と、驚くほど長生きをしています。
ちなみに日本の初代天皇である神武天皇は、現在の人間のような見た目ではなく、寿命も300年近くあったなんて都市伝説もあります。
そして、創世記6.5章になると、地上に人の悪が増えたため、神はノアの大洪水を起こし、その後の人間の寿命を120歳にしたそうです。
120歳という年齢は現在の科学的仮説とも一致しており、染色体の中にある「命の回数券」と呼ばれるテロメアの長さも120歳が限界とされているそうです。
テロメアは細胞分裂のたびに減っていくのですが、もし遺伝子操作によってテロメアを復元することができたら…
創世記の人類のように人間はもっと長生きできるのかもしれません。

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