日本メディアは「メラニア夫人がトランプ氏に敗北を説得」と一斉に報道しましたがフェイクだったことが判明。
ネットでは「信じるな」「フェイクニュース」「ソースがCNN」といった声が寄せられています。
日本のメディア「メラニア夫人がトランプ氏を説得」
日本のメディアは「メラニア夫人がトランプ氏に敗北を認めるように説得」していると一斉に報じました。
【メラニア夫人「敗北」説得か】https://t.co/4rcCK24QsI
米大統領選を巡り、今も敗北宣言をせず、法廷闘争に持ち込む構えを崩さないトランプ大統領。CNNは、ホワイトハウス関係者の話として、メラニア夫人が大統領に敗北を認めるよう何度も促していると伝えている。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 8, 2020
この記事のソースはCNNですが、当のメラニア夫人はCNNがこの記事を出した1時間後に次のようなツイートをしています。
The American people deserve fair elections. Every legal – not illegal – vote should be counted. We must protect our democracy with complete transparency.
— Melania Trump (@FLOTUS) November 8, 2020
アメリカ国民は公正な選挙に値する。すべての合法的な – 違法ではなく – 投票はカウントされるべきです。私たちは、完全な透明性で民主主義を守らなければなりません。
ネットでは「信じるな」「フェイクニュース」「ソースがCNN」といった声が寄せられています。
ネットの反応
日本のメディアの報道に関するネットの反応を見てみましょう。







大手主要メディアによる印象操作
日本の大手主要メディアは一斉に「メラニア夫人が敗北を説得している」と報道しましたが、メラニア夫人のツイートから、それがフェイクニュースだったことが判明したことになりました。
それにしても、今回の大統領選における日米主要メディアの報道は酷すぎます。
バラエティ色の強いワイドショーなどでも、こぞって米大統領選挙の特集をやっていますが、露骨な印象操作が行われています。
たとえば、トランプ氏やメラニア夫人の吹き替えは緊張感のある音楽と共に低音でドスを効かせたナレーターが話し、 一方のバイデン陣営は明るい音楽で爽やかなナレーターが担当します。
なかには、トランプが再選したら中国にお金で寝返る可能性があるとか、中国へ厳しい民主党とか、まったく事実とは異なる解説をするコメンテーターまで登場させています。
もちろん、郵便投票による不正疑惑や、バイデン陣営の疑惑にはいっさい触れずに、民主党を持ち上げる内容です。
メディアの印象操作はここまできたか!といった内容です。
菅首相や各国首脳はバイデン&ハリス氏にお祝いのメッセージを出していますが、今回の米大統領選に疑問を呈している首相もいます。
スロベニア首相「法の支配とは…」 バイデン氏当確疑う https://t.co/d8mYUpXfNp
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) November 8, 2020
スロベニアはメラニア夫人の出身地であり、同国ではトランプ氏を支持する気運が強い国です。ヤンシャ首相は、トランプ大統領が先に勝利宣言を行った際は祝電を送っていたそうです。
メディアの報道は「疑ってかかること」が肝心です。

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