新型コロナウイルスに感染した70代男性がジムを利用し濃厚接触者1406人!!

新型コロナウイルスに感染した70代男性がジムを利用し濃厚接触者1406人!! ネットの話題
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横浜市は新型コロナウイルスの感染を確認した市内在住の70代無職男性が、2月25日の発症後に計5日間通ったスポーツジムを同じ日に利用した計1406人全員を濃厚接触者と発表しました。

ジムは港北区の「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」です。

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濃厚接触者が計1406人

新型コロナウイルスに感染していた横浜市に住む70代の男性が、発症後、計5日間スポーツジムに通っており、同じ日にジムを利用した計1406人が濃厚接触者となったと横浜市が発表しました。

男性が通っていたスポーツジムは「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」で、現在は休業し店内の消毒作業をしているようです。

今回の横浜市の70代男性は2月16日~23日にエジプト旅行に行っており、25日に37.5度以上の発熱で受診したのですが、以降も症状が継続していたそうです。

その後、2月25~27、29日、3月1日に横浜市内の「セントラルウェルネスクラブトレッサ(大倉山)」を利用しており。3月4日に肺炎と診断され、翌5日に新型コロナの陽性判明が出たそうです。

また、ジムは大型ショッピング施設「トレッサ横浜」内に併設されており、発症後にスナックも利用していたので、実際の濃厚接触者はもっと多いと考えられます。

ネットの反応は?

濃厚接触者が計1406人というニュースを見たネットの反応を見てみましょう。

ネットでは高齢者の方々への批判に問題がすり替わってきています。これでは本質的な問題が見えなくなってしまいます。

ポイントは発症後に医療機関ですぐにPCR検査ができなかったこと。そして、発症後に受診した病院で「2週間は人の集まる場所に行ってはいけない」などの適切な指導が出来ていたかどうかという点ではないでしょうか。

PCR検査を受けられる条件

現在、日本で新型コロナウイルス感染の陰陽を調べるPCR検査を受けられるようになるには、いくつかの条件がありますが、ひとつの目安が「風邪の症状や37.5度以上の発熱が4日以上続く」ことです。

PCR検査も保険適用が決定し、医師の判断を優先できるようなりつつありますが、「熱が4日以上続く」というのが問題で、誰でもすぐにPCR検査を受けられるわけではないのです。

もし、70代の男性が最初に受診した2月25日に、すぐにPCR検査を受けられるような体制が整っていたら、少なくとも「濃厚接触者1406人」という結果にはならなかったかもしれません。

ただし、PCR検査そのものに、ある程度、症状が進まなければ正しい判定ができないという欠点があることも知っておくべきでしょう。

まとめ

今回「濃厚接触者1406人」が出た新型コロナウイルスですが、この問題を安に「身勝手な高齢者の問題」とする風潮は避けたほうが良いのではないでしょうか?

どうすれば大勢の濃厚接触者が出ないようになるか、みんなで考えていくことが大切です。

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