日刊ゲンダイが投稿した「新型コロナは湿度に弱い」という記事が話題になっています。
記事によれば新型コロナは湿度50%、セ氏22.22度で活動が収まるというもの。
これが本当ならば今後日本で加湿器の売り切れや高額転売が続出するのではないでしょうか?
新型コロナは湿度に弱い ?
3月14日、日刊ゲンダイDIGITALに投稿された「新型コロナウイルスは3日間滞留、弱点は湿度=米で報告書」という記事が話題になっています。
この記事によれば、新型コロナは加湿器で湿度50%でカ氏72度(セ氏22.22度)にすれば、ウイルスの活動が収まることが判明したというのです。
アメリカの「アレルギー感染症研究所」「国立衛生研究所」「国防総省先端技術開発庁」「全米科学財団」などの委託を受けて行われた「COVID-19(新型コロナウイルス感染症)媒介物報告書」がまとまった。今後、プリンストン大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校、国立衛生研究所の専門家による内容精査が行われる。(中略)要約すると、以下の通りである。「COVID-19のウイルスは空気中であれば3時間、プラスチックなどの表面の場合には3日間ほど滞留する」。そのため、「ヒトは空気感染や媒介物による感染リスクにさらされることになる」。(中略)その一方、弱点があることも明らかになった。それは湿度に弱いということだ。加湿器を使い、湿度50%でカ氏72度(セ氏22.22度)にすれば、ウイルスの活動が収まることが判明したという。
出典:日刊ゲンダイDIGITAL
今後、さらに専門家による内容精査が行われるとのことなので、現段階ではこの報告書の信ぴょう性は低いと言えますが、この報告が事実とすれば、高温多湿の日本なら夏前にはコロナウイルスの収束が期待できるかもしれません。
ちなみに記事にある「カ氏(セ氏)」はあまり聞き慣れない単位ですが、いわゆる温度の単位のことで「セ氏=摂氏、セルシウム度、℃」のことなので、セ氏22.22度は単純に「22.22℃」のことです。
ネットの反応は?
新型コロナは湿度に弱い?という記事を見たネットの反応を見てみましょう。
やはり大陸乾燥気候の国で感染力が強く、日本やモンスーン東南アジアで少ないのはこれ。
新型コロナウイルスは3日間滞留し空気中で3時間生存…弱点は湿度=米で報告書https://t.co/yZCssGKIvd
加湿器を使い、湿度50%でセ氏22.22度にすればウィルスの活動が収まることが判明した。— fuutajp (@fuutajp1) March 14, 2020
コロナウィルスが22度以上の多湿に弱いなら加湿器ずっとつけないとな!
今年の夏は冷房なしだな!
もしかしてどこの会社も冷房つけなかったらそんなに気温上がらないのでは?— 鹿 (@mikawanosika) March 14, 2020
コロナウィルス対策で、インフルエンザ対策ほど「加湿器を使いましょう」と謳われないのは不思議ではある。
ウィルス性病原体には種類を問わず効き目のあるものだと思っていたんだが、ぼくの思いこみだったのかな?— 取手呉兵衛 (@tottekurebeepri) March 14, 2020
コロナウイルスが湿度に弱い事がわかればどんな事をすれば良いのかそれは⁉️加湿器を使う事だ室内を50パーセントからそれ以上にする加湿器が売れるかもね⁉️でもこれは6月の梅雨だったら🆗だよ‼️加湿器‼️
— ☆DJ.HIRO♪ (@protein3) March 14, 2020
日本では北海道のように寒くて乾燥してる地域での感染が爆発していますし、沖縄のように高温多湿の地域のほうが感染は低く抑えられています。
また、世界的に見てもサウナ文化の進んだフィンランドなどでは、感染者215人と増えていますが、未だに重篤者、死者ともにゼロを維持しています。
ただし、シンガポールのように高温多湿の地域でも感染が広がっているので、一概に湿度と摂氏だけで感染を抑えることはできないとも考えられます。
とはいえ、日本では今後、加湿器が爆売れして、品切れになったり高額転売されそうな予感がします。
冷静に専門家の判断を待ちましょう!
こうした記事が広がると、加湿器を買い占める人が出たり、ネットで高額転売されたり、加湿器を求めて争いごとが起きたりと、大勢の人が加湿器に群がり混乱が起こる可能性があります。
今回の報告書の結果はあくまでひとつの仮説であり、今後、専門家によってさまざまな検証が行われる段階です。
未だに詳細が不明な不正確な情報に踊らされて混乱を引き起こすことは、決して良いことではありません。
こんな時こそ冷静に行動することが大切ではないでしょうか?
まとめ
今回、全米科学財団による報告書の内容に一定の効果があると判明すれば、新型コロナ対策に大きな一歩となるはずです。
今後の展開に注目です!
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