張り紙をした「自粛警察」の犯人を突き止める「自粛警察警察」が登場!
自粛警察が話題ですが、今度は張り紙をした「自粛警察」の犯人を突き止める「自粛警察警察」が登場した模様。なかには張り紙がバレてSNSで晒される自粛警察も!こうした負の連鎖に、ネットでは「自業自得」「因果応報」「自粛テロリスト」といった声が寄せられています。
ついに自粛警察警察も登場!
今度は張り紙をした「自粛警察」の犯人を突き止める「自粛警察警察」が登場した模様です。
「あなたが犯人ですか?」飲食店にTwitterや貼り紙で警告する“コロナ自警”を直撃 https://t.co/1wHomLYLt2 @shujoprimeさんから
— 東奔西走見聞録 (@eastwest725) May 19, 2020
なかには張り紙をしたことがバレて、SNSで晒される事態も起きているようです。
自粛警察がニュースになってるけど、うちの地元では営業してる店に「自粛しろ」の張り紙をした犯人が近所の飲食店の店主だと特定されて、グーグルマップのクチコミ欄が星1つだらけになるという自粛警察警察が現れてる😇
— 私屋カヲル1月新連載「恋の管理はできません!」 (@watashiya) May 17, 2020
ネットでは「自業自得」「因果応報」「自粛テロリスト」といった声が寄せられています。
ネットの反応
自粛警察警察の登場を知ったネットの反応を見てみましょう。
うちの近所で
ヤクザがオーナーのカラオケ屋に
張り紙した奴が
尾行した子分にボコボコにされた…— 水平対向 (@12242002) May 18, 2020
うう、次はクチコミ欄に記載した人物を特定する自粛警察警察警察が現れるのかも?!血を吐きながら続ける悲しいマラソンです…orz。
— いとうみき (@miki_itoh) May 17, 2020
それが自粛警察の「真実」だと思います、パチンコ店に対し自治体への自粛クレームも(大阪では各業種の中で圧倒的に多かった)同業者が一般人を装ったクレームだと推測されます。
自粛警察=国民
ていうのは安易な考えだとも(一般人も存在するが)思います。
— ジョニー (@uqzVg1oKajHD4Yw) May 18, 2020
セブン。
あの怪獣は可哀想だった😢
スカパーで放送した時期に東日本大震災がおきて、その回は自粛のために飛ばされた。— しん・り爺 (@lrST30nEer9tO0u) May 18, 2020
こう言うのを『デススパイラル』って言うんだろうなー
— 骨 (@ogre4130) May 17, 2020
うーん、こんな時に潰しあってどうするよって感じ。実際廃業まで追い込まれてすぐ職が見つかるんだろうかね。
いろんな選択肢がある中で、何を選択してもイバラの道だと思うけど、せめて心だけでも支え合うことはできないのか。
あっちが潰れたからって自分が助かるわけじゃないよ。— 滝 え め ちゃん🧡 (@emechan_emerald) May 17, 2020
マーガレット・サッチャーのセリフに
「金持ちが貧乏になっても、貧乏な人が金持ちになるわけじゃない」ってあったなぁ。地元の同業者なんてライバルであり、仲間じゃん。
— detox.co (@DetoxCo) May 18, 2020
カタルシス
自粛警察の本質は、他者への嫌悪感、妬み、そねみ、近隣トラブルなどが、自粛要請がきっかけとなって増幅されたのかもしれません。
ようするに、日頃、口にできない不満に「自粛」の衣をつけて攻撃していたわけです。まさにカタルシスを感じます!
カタルシスという言葉は、「心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること」を意味します。もともとは、アリストテレスが『詩学』に書き残した悲劇論から、「悲劇が観客の心に怖れと憐れみを呼び起こし感情を浄化する効果」をさす演劇学用語です。転じて、精神医療においては「抑圧されていた心理を意識化させ、鬱積(うっせき)した感情を除去することで症状を改善しようとする精神療法」をさします。さらに、一般化して、「心の中にあるわだかまりが何かのきっかけで一気に解消すること」をいいます。
出典:Word Wise Web
誰でも何かしらの「フラストレーション」や「ジレンマ」を抱えているものです。それを埋めてくれるのは「他人への攻撃」じゃないのでは?

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