4月に入り自治体によって学校が再開されていますが、4月9日現在、鹿児島県、愛媛県、富山県では、それぞれ生徒の感染が確認されています。
生徒1人の感染からクラスターが発生する危険性あるのではないかと危惧されています。
生徒1人からクラスターが発生する可能性
4月から学校を再開した自治体の中から、新型コロナウイルスに感染する生徒が次々と現れています。
まずは、鹿児島県のラサール高校です。
感染者は福岡市内からラサール高校へ転入のために鹿児島へ来た10代の男性とのことです。
鹿児島県
ラサール高校コロナ陽性の無症状感染者が発生したそうです
全国一律休校にすべきだったよね😢
問題が起きたので、他の地域も休校が視野になるんだろうけど、この判断がいつも遅いし間に合わないよね💦
感染者の方の無事をお祈りしています pic.twitter.com/XgdeC8GRRw
— SACHI@🌙待機中🌟 (@bakuagecoin) April 8, 2020
次は、愛媛県の内子高校に通う男子生徒1人の感染が確認されました。
どうやら先生からの2次感染のようです。
内子高校の男子生徒 教諭から2次感染かhttps://t.co/O5fSR9R4Gu
内子高校に通う10代の男子生徒です。
内子高校では、今月4日に50代の男性教諭の感染確認
この教諭は横浜市への旅行
今月1日と2日部活動の指導をしていました。
部活動には生徒5人が参加していて、男子生徒1人の陽性が判明— 黒猫 (@akiko003700) April 8, 2020
そして、富山市の水橋中学校に通う生徒1人の感染も確認されています。
富山市の男子中学生が(富山県)https://t.co/ek4icL7f7J
富山市の水橋中学校の男子生徒で、今月4日に感染が判明した、
市内でライブハウスを経営する50代男性の息子
富山市教育委員会は、水橋中学校と水橋中部小学校、水橋西部小学校、水橋東部小学校の4校を2週間程度休校とする— 黒猫 (@akiko003700) April 7, 2020
全国各地で休校延長を望む声があったなか、学校再開によってついに生徒が感染者になってしまうという事態が起きているのです。
多くの学校は4月6日以降に学校を再開していますが、1週間を待たずしてこの有様です。学校を休校にしなければ、同様のことが次々と起こるのではないでしょうか?
明日から始まる。狭い教室で、教員はマスクをしながらの授業。マスクしながら授業だと大変喉を痛めます。多忙の中、教員は子どもたちのために本当に一生懸命働きます。体は疲れます。そこに菌が襲ったら教員が罹患してしまう。増えてからでは遅い。今が我慢の時では。#三重県の小中の休校延長を
— 叩き上げ教員のつぶやき (@vIajxOSiXYkdfEN) April 6, 2020
たとえば、ある学校の生徒1人が感染したとします。その学校に500人の生徒がいれば全員に感染リスクが及びます。さらに家族が感染、家族の職場の人達に感染…クラスターどころかオーバーシュートに繋がる可能性があります。
生徒1人の感染からクラスターそしてオーバーシュートに繋がる危険性を考えるべきではないでしょうか?
なぜ、日本ではリモート授業が浸透しないのか?
休校によって子供たちが教育の機会を失ってしまうことは大問題です。
そのため、海外で感染が拡大している地域では、学校の授業はインターネットを利用したリモート授業あるいはオンライン学習が一般的です。
日本では大人たちにはリモートワークを推奨しながら、なぜ、子供たちへのリモート授業やオンライン学習を推奨しないのでしょうか?
今回の事態でリモート授業への取り組みを始めた学校の様子を見てみましょう。
うちの学校はさすがに今回のコロナの件で学んで、生徒1人1台パソコン、自宅授業ができるようにするらしい。
馬鹿なだけの学校だと思ってたけどそういうところは感心しますわ— 閣下🔎さゆりん閣下🔍ローストビー婦人 (@oitou_1124) April 8, 2020
タブレットとWiFiの配布さえできれば子どもはできるのです。
— さざん (@2D7WPJKVfR3x4th) April 1, 2020
早速各教科でリモート授業の準備です☝️リモートと言えど、全てZoomは違います❗️教科の特性、単元、時間帯などで動画配信やプリント学習など様々☺️もちろんZoomは普段行いにくい学年全体授業なんかが出来ますけどね👍 pic.twitter.com/G0ar7Js0QK
— [公式]さとえ学園小学校 (@satoesho) April 8, 2020
「リモート授業になったけど、家にネット環境無いのでモバイルデータ通信になってしまい、容量制限で詰みそう」という電波を受信したのでおトクな情報を…
総務省の要請でdocomoとAUとSoftBankと一部の格安SIMでは25歳以下のユーザーが居る回線は50GBまで容量のチャージとテザリングが無償になってる。— CKK COBALT (@CKKCOBALT) April 8, 2020
そもそも休校っていう表現が間違っていると思う。在宅学習とかテレレッスンとかリモート授業とかに切り替えて、教育を継続すべき。#子供達にオンライン授業を
— GOURSAKEMAND (@gouralmand) April 8, 2020
1日も早く全国的にリモート授業が浸透することを願ってやみません。
まとめ
再度の学校一斉休校を望む声は少なくありません。
しかし、学校での感染リスクが怖いからといって休校を望むことと、学校での感染リスクを軽減するためにリモート授業を望むことは、まったく違います。
感染リスクを下げることと、子供たちの教育の機会を失わさせないことを同時に考えていく必要があるのかもしれません。
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