大地震の前兆?日本各地でリュウグウノツカイが相次いで打ち上げられる

大地震の前兆?日本各地でリュウグウノツカイが相次いで打ち上げられる ネットの話題
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秋田や富山などではリュウグウノツカイなどの深海魚が相次いで打ち上げられており、大地震の前兆を知らせる現象ではないかと話題になっています。

リュウグウノツカイなど深海魚の打ち上げは、古くから大地震の前兆を知らせる現象として知られており、関係者は心配を募らせているのです。

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日本の海に異変が起きてる?

去る2019年12月8日に秋田県男鹿市の海岸に幻の深海魚と呼ばれるリュウグウノツカイが漂着しているのが見つかりました。

また、島根県ではダイオウイカの漂着に続きリュウグウノツカイが定置網にかかっているのが見つかり、その翌々日には鳥取県中部を震源とするM2.4の地震が発生したのです。

それだけではありません、富山湾では今年だけで13体ものリュウグウノツカイが打ち上げられており、関係者は「海底で異変が起きているのではないか?」と不安を募らせているのです。

リュウグウノツカイとは?

リュウグウノツカイはそのミステリアスな姿から「竜宮城からの使い」と呼ばれており、銀色の細長い体と赤く伸びた背びれが特徴の深海魚です。

大きいものだと体長10mを超える個体も確認されており、「人魚伝説」のもとになったとも言われています。

そして、古くからリュウグウノツカイの打ち上げは大地震が起こると前兆として信じられているのです。

日本各地で起こる海の異変

海の異変を知らせる現象は、リュウグウノツカイの目撃だけではありません。

2019年12月2日には、兵庫県西宮市の海岸で数万匹にもよくイワシの死骸が見つかっていますし、神奈川県横須賀市では本来亜熱帯域に生息する猛毒を持つヒョウモンダコが相次いで発見されています。

また、青森県大間町の黒マグロの水揚げ量が今年は6割も減少していたり、かつては1日最大10トンものスルメイカの水揚げ量を誇った九州の五島列島では現在はほぼゼロの状態になっています。

ほかにも、サケやサンマの漁獲量も激減しており、日本列島各地でこれまであり得なかったことが次々と起こっているのです。

科学的な根拠は…

リュウグウノツカイなど深海魚の打ち上げだけでなく、イルカやクジラのストライディングなどの異変を大地震の前兆として考える人は少なくありません。

しかし、深海魚の打ち上げやクジラのストライディングは毎年日本各地で一定の確率で発生しており、地震の前にこうした現象が起きていたことを示すデータは一切存在しないのです。

つまり、深海魚の打ち上げやクジラのストライディングと地震を結びつける科学的根拠は一切ないということです。

まとめ

実はリュウグウノツカイの打ち上げは意外と頻繁に起きており、こうした現象と地震を結びつける科学的根拠はないのです。

そのミステリアスな姿と名前から、むやみに不安を煽るような報道も少なくありませんが、正しい知識をもってニュースを読むリテラシーを持つことが大切なのです。

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