喫煙者は感染リスクが高い?タバコの酵素が肺細胞侵入を助けることが判明

喫煙者は感染しやすい?タバコの酵素が肺細胞侵入を助けることが判明 ネットの話題
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タバコが感染リスクを高める恐れがあるとした新たな調査結果が報告されました。

喫煙で発生する酵素がウイルスの肺細胞侵入を助けるというもの。タバコが感染リスクを高めるというのは本当なのでしょうか?

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タバコが肺細胞侵入を助ける

タバコが感染リスクを高める恐れがあるとした新たな調査結果が、欧州呼吸器学会が発行する専門誌に発表されました。

この報告によると、喫煙で発生した酵素がウイルスの肺細胞侵入を助けてしまうとのことです。

この調査はバンクーバーのセント・ポールズ病院の呼吸器専門医らが中国のデータを基に観察研究したものです。

中国では感染によって死亡した男女比率は、女性より男性の方が高いことが分かっており、WHO(世界保健機関)によると中国の男性のほぼ半数は喫煙者で、女性の喫煙者は2%程度だったと発表しているのです。

それが今回の研究によって裏付けられたということです。

ただし、今回の報告で「喫煙者と非喫煙者の間で感染率が違う」というデータはありません。あくまで、感染してしまった場合、重篤化するリスクは喫煙者の方が高いということです。

なかには「自分はタバコを吸わないから安全だ」と考える人がいるかもしれませんが、 感染する可能性は誰にでもあるということを忘れないようにすべきでしょう。

ネットの反応は?

タバコが重篤化しやすくなるというニュースを見たネットの反応を見てみましょう。

喫煙者への警告

4月7日には国際結核肺疾患連合が、タバコの生産や販売の停止を呼びかけ、各国政府は喫煙者に禁煙するよう勧告する「道徳的要請」をするべきだとしたばかりです。

また、喫煙者が集まる喫煙所は、「密閉」「密集」「密接」の、いわゆる「3密」を満たすことになるため、罹患させないために喫煙所を一時的に閉鎖にする動きも進んでいます。

そして、今回はタバコと感染リスクにおける研究結果も発表され、喫煙者への風当たりがますます強くなっています。

なかには、間違った認識で「受動喫煙でも感染しやすくなる」「受動喫煙でも重症化しやすくなる」といったSNSでの発信も少なくありません。

これだけ喫煙者への警告が増えてきた時、とくに気をつけなくてはいけないのか「喫煙者への差別」です。センシティブな言動で喫煙者を攻撃する人も少なくありません。

まずは冷静になって対応をすることが大切です。

まとめ

喫煙者の多くは「本当はタバコをやめたいのだけど、なかなかやめられない」と思っているようです。

今回の感染拡大はタバコをやめるには最高の機会かもしれません。ぜひ、禁煙に挑戦してみてはいかがでしょうか。

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