全国の知事17人が学校の9月入学制を要請!ネットでは賛成派と反対派が大激論

全国の知事17人が学校の9月入学制を要請!ネットでは賛成派と反対派が大激論 ネットの話題
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休校の長期化や学力差を懸念して全国の知事17人が学校の9月入学制を要請したことに対し、萩生田文科大臣は「選択肢の1つ」として検討を進めていると明らかにしました。

これを巡りネットでは賛成派と反対派が激論を交わしています。

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9月入学制に賛否両論

全国の知事17人が学校の9月入学制を要請したことに対し、萩生田文部科学大臣は「選択肢の1つ」として検討を進めていると明らかにしました。

東京都の小池知事、大阪府の吉村知事、大阪市の松井市長なども、9月入学制に賛成の立場を表明しています。

感染の終息が長引きそうなことと、アメリカやイギリスなど世界の約70%の大学が9月に入学する制度のため、それに合わせようといった狙いがあるようです。

しかし、何十年も続いてきた4月入学を変更することには様々な問題もあり、ネットでは賛成派と反対派に分かれ激論が展開されているのです。

ネットの反応

まずは賛成派の意見を見てみましょう。

反対派の意見も見てみましょう。

東京大学も9月入学の導入を検討していた

実は、かつて東京大学も2015年に9月入学の導入を検討していた時期があり、さまざまな問題から2013年に断念しているのです。

ではなぜ、東京大学は9月入学の導入を検討していたかのかというと、秋入学になれば交換留学には行きやすくし、海外の優秀な留学生を受け入れやすくなるからです。

新学期の時期が違うことでこれまで留学をあきらめていた学生も少なくなく、日本の大学の多くが9月入学になれば、日本人の学生ばかりか世界の学生にとっても、より多くの選択肢の中から大学が選べるようになるわけです。

しかし、現状の日本の学校制度で大学だけが9月入学になれば、高校を卒業してから半年間も空白の時間ができてしまうことが大きな壁となっていたのです。

もし、小中高が9月入学制になれば、東京大学をはじめ多くの大学も9月入学に舵をとることになるでしょう。

また、日本でも明治時代は9月入学が一般的だったという歴史があります。これは欧米の教育制度をそのまま引き継いだからです

しかし、日本では会計年度4月のところが多いため、それに合わせたほうが何かと都合がよく、大正10年に4月入学の制度に変わって現在に至っているのです。

まとめ

学校の9月入学制には、賛成・反対さまざまな意見があるようです。

現在の日本の教育システムには様々な問題があります。今こそ、ひとり一人が新しい時代に合わせた学校教育の在り方を真剣に考えなくては行けない時期が来ているのかもしれません。

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