元バレーボール全日本代表の大山加奈さんと益子直美さんが語る「バレーボール界の暴力」が話題になっています。
ネットでは高圧的な態度の指導者たちに「パワハラ」「昭和の象徴」「部活の後遺症」といった声が寄せられています。
元全日本代表が語る「バレーボール界の暴力」
元バレーボール全日本代表の大山加奈さんと益子直美さんが語る「バレーボール界の暴力」が話題になっています。
顧問の不適切な指導を一因とする部員の自殺、コロナ禍の闇部活や、部員への暴力といった不祥事が相次ぐバレー界。この状況を本気で変えようと尽力する元日本代表選手たちがいます。益子直美さんと大山加奈さんです。2人が思い描く日本バレーの未来とは。#東洋経済オンラインhttps://t.co/IQ3TKPSNpv
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) September 3, 2020
ネットではお二人の活動に賛同する声が多く、高圧的な態度をとる指導者に対して「パワハラ」「昭和の象徴」「部活の後遺症」といった声が寄せられています。
ネットの反応
「バレーボール界の暴力」に関するネットの反応を見てみましょう。
昔から中高のバレー部は、監督や顧問教師による暴力やストレス発散の温床。
本当に何とかしてほしい。— んぴゅー太 (@MPU_TA) September 3, 2020
私は中学の時テニス部にいましたが、顧問がちょっと失敗したり負けたりするとすぐ怒鳴る殴るをしてきたので、いつしか委縮してしまい、試合に出たくないと思うようになっていました。練習でも顧問が来ると委縮していました。益子さんの話を読んでホントにそうだと思いました。
— 凪澤 紫雪 (@5bSEl1OonKMrDaY) September 3, 2020
私も暴力的指導とそこまで酷くはないけどスポーツ障害があるので凄く共感した
相手の監督が全く怒らないタイプで、自分のチームより楽しそうにプレーしてる姿を見て羨ましいなと思ったこともあった
怒られない為のスポーツなんて面白くないし、スポーツ自体を楽しめるように指導するべきだよね
— はげめがね@元ひきこもりニート (@Hagemegane_Neet) September 3, 2020
ひどい目に合わされたのが悔して伸びる人は一定数いて、その後「運よく」人生がうまくいった人が指導者とか親になって「つらいのはみんな同じ」「若いうちにたくさん苦労しておくべき」などなど子供に押し付ける負のループ
— pachio://準備中 (@pachiohak) September 3, 2020
バレーボールじゃないけど、部活の後遺症で今も苦しんでる人が身近にいる。
— ぐりーん (@greengreen0220) September 3, 2020
日本における部活動での暴力とパワハラ
元全日本代表の大山加奈さんと益子直美さんが語る、指導者からの不条理な暴力はバレーボール界に限ったことではありません。
バスケットボール、サッカー、野球…など多くの部活動において同じようなパワハラが行われているのが実態です。
いまだに「根性論」といった日本独自の古臭い体質が根強く残る部活動は、各団体からお金を吸い上げて大会を計画するだけの〇〇協会とそこに居座るだけの老人たち、そして指導について正しい知識をもたない指導者と名乗るだけの素人たちの愚行がすべての元凶です。
尊敬され感謝される指導者は、おそらく全体の1%にも満たないのではないでしょうか?
大山加奈さんと益子直美さんの活動が、バレーボールという枠を超えて日本の部活動しいては日本のスポーツ界を変えるきっかけになってくれることを心から願います。

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