五輪組織委の会見で、冒頭に武藤事務総長の椅子を引くだけの女性職員が登場し話題になっています。
ネットでは「何もわかっていない」「ほぼコント」「違和感ありすぎ」といった声が寄せられています。
椅子を引くだけの女性職員
東京五輪・パラリンピック組織委員会は、辞任を表明した森会長の後任に関する会見を開きましたが、会見の冒頭に武藤事務総長の椅子を引くだけの女性職員が登場しました。
この映像を見た朝日新聞SF支局長を務める尾形聡彦氏(@ToshihikoOgata)は次のようにツイートし話題になっています。
組織委の会見。冒頭で女性職員が武藤氏の椅子を引くためだけに出てきた様子に強い違和感を覚えました。私は米大統領会見など海外で多くの会見に出ましたがこんな光景はなく、椅子は自分で座ればいいはず。性差別発言が引き金の会見で、性別役割分業が自然に出る部分に組織委の構造問題があると思います pic.twitter.com/FFiKZTxWye
— Toshi Ogata (尾形 聡彦) (@ToshihikoOgata) February 12, 2021
この指摘にネットでは「何もわかっていない」「ほぼコント」「違和感ありすぎ」といった声が寄せられています。
ネットの反応
椅子を引くだけの女性職員に関するネットの反応を見てみましょう。






組織委の性別意識の低さ
五輪組織委は、椅子を引かせるだけの女性を登場させて「女性も活躍している」ということをアピールしたいのでしょうか?
しかし、この一連の行動が世間の人達の目に、どの様に映るかなんて考えもしないのでしょう。
何の疑問も持たず日常的に女性軽視していることが伝わってきます。旧態依然な組織の実態を全世界へ発信してるのです。
とはいえ、今回の問題は朝日新聞SF支局長の指摘があったのですが、つい先ごろメディア労連4団体は女性役員比率を上げるよう要請したばかり…
日本新聞労働組合連合(新聞労連)などメディア労組4団体が日本新聞協会など4業界団体と加盟各社に女性役員比率を上げるよう要請しました。約7割の団体・会社で女性役員がゼロでした。https://t.co/sJgVvustnZ
— 毎日新聞統合デジタル取材センター (@mainichi_dmnd) February 9, 2021
朝日新聞は他人に厳しく自分に甘いということも、同時に発信してしまったようですね…

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