インドネシアが中国に発注した高速鉄道延伸に日本の協力を求めているようです。
2015年に日本が率先して進めていた高速鉄道計画を、土壇場で中国に奪われた高速鉄道です。
ネットではインドネシアの厚顔無恥な態度に多くの批判が集まってます。
中国受注のインドネシア高速鉄道が日本に協力要請
2015年に日本が先導して進めていたインドネシア高速鉄道計画が土壇場で中国が受注され話題になりましたが、その後、工事がまったく進まず見通しが立たない状況になっています。
しびれを切らしたインドネシア大統領は、一度、蹴った日本に協力要請を求めてており話題になっています。
中国受注の高速鉄道、延伸で日本に協力要請へ インドネシアhttps://t.co/Y9vRPFoqSS
アイルランガ調整相(経済担当)は、ジョコ大統領の意向として、「高速鉄道を(国内第2の都市の)スラバヤまで延伸することを計画している」と明らかにし、日本に協力を求めることを表明した
— 産経ニュース (@Sankei_news) June 5, 2020
インドネシア高速鉄道計画では、土壇場で中国に受注されたばかりか、日本が何年もかけて作り上げた計画そのものを、すべて中国に横流しされたという苦い経緯があります。
にも拘わらず、工事が進まないからとインドネシアは日本に協力を要請する有様。しかも、中国と共同で当たるようにと…日本にしてみれば虫の良すぎる話です。
ネットではインドネシアの態度に多くの批判が集まってます。
ネットの反応
日本に高速鉄道の協力要請をしてきたインドネシアに対するネットの反応を見てみましょう。
厚顔無恥にも程がある。
日本が一生懸命調査したデータを中国に横流しし、そのまま中国に発注した。
いいように利用して裏切っておいて、よくもまぁまた日本に協力要請なんてできたもんだ。https://t.co/oewEBU0uoS— たかし (@l2peBQ0wuGSD7vb) June 5, 2020
インドネシア政府は過去日本政府の裏切り行為をしたので信用できないです。丁重にお断りします。
— はちみつ好き℗ (@honeyluv411) June 5, 2020
ギリギリまで日本案で決まりかけていた高速鉄道計画を土壇場で中国案に変更した訳だから、不信感は残るよね。
今回も日本を当て馬にして中国の譲歩を引き出す狙いかも知れない。
継続的な成長には誠実であることはとても大切だと思う。
— 野に立つ者 (@tycho_moon) June 5, 2020
ジョコは全く信用出来ない
日本は一切関わらないほうがよい— くろわさん (@engage_sr4) June 5, 2020
コロナのせいにして断ったほうがいいと思う。またいつ手のひらを返されるかわからん。
— ひまじん (@HeamaJean2020) June 5, 2020
延伸部だけクオリティ上げてもしようがね~だろw
この高速鉄道の件では一度日本に不義理を働いたんだから、大人しくチャイナに頼んどけ— さとみん (@satomin_mk2fr) June 5, 2020
お断りします。
皆さまこれ見て下さい↓https://t.co/sZf1holV5x— BigBear (@BigBearAIKOKU) June 5, 2020
インドネシアは「反日・親中」国家
インドネシアは親日国と思っている人がいるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。
インドネシアには華人系インドネシア人も多く、太平洋戦争の際に日本がインドネシアを占領していたこに反感を持っている人も多いくいます。
1974年に田中角栄首相がインドネシアを訪問した際には、ジャカルタで大規模な反日暴動もおきており、空港から迎賓館への主要道路はデモ隊によって封鎖され、最終的には車両800台が破壊、約500人が逮捕され、11人の死者が出る事件がありました(マラリ事件)。
また、インドネシアは世界最大のイスラム国家であると同時に、中国圏以外では最大数の華人を抱える「世界有数の華人国家」です。
インドネシアはAIIBにも先陣を切って参加を表明していますし、ようするに「反日・親中」国家ということを忘れてはいけません。

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