6月4日夜に発生した三浦半島の異臭騒動は「大地震発生の前兆の可能性がある」と一部の専門家が警鐘を鳴らしています。
ネットでは「ガセネタでもない気がする」「電磁波も確認してほしい」「備えをしっかりして」といった声が多く寄せられています。
三浦半島の異臭は大地震発生の前兆?
6月4日夜、三浦半島を中心に「シンナー臭い」「車の焦げる匂い」「変な匂い」といった通報約500件が消防署に寄せられました。
三浦半島沿いに南から順に感じられ、午後10時ごろにおさまっおり、異臭は海から風に乗って北上したものとみられています。
この「謎の異臭」の原因は不明とされていますが、一部の専門家が「大地震発生の前兆」の可能性があると警鐘を鳴らしています。
4日夜、神奈川県の三浦半島で原因不明の異臭が発生しました。専門家は「地質学者の関係では、地殻変動でにおい発生は常識。1995年の阪神・淡路大震災でも1カ月前から断続的ににおいが確認されている」と言い、活断層が動いた可能性を指摘します。 https://t.co/J2mbLOg9ou #日刊ゲンダイDIGITAL
— 日刊ゲンダイ (@nikkan_gendai) June 6, 2020
記事によれば、地震や地滑りなど地殻変動に伴うにおいは、地質学の関係者では常識で、微妙なにおいの変化は地殻の変化を察知するのに重要とのこと。
また、4月末から茨城県や千葉県で多発地震は昭和の南海地震直前に酷似しており、南海トラフ地震と首都直下型地震が同時に発生する「スーパー南海地震」の予兆の可能性があると、災害研究専門である立命館大学の高橋学特任教授は警鐘を鳴らしています。
しかも、発生は秒読状態なのだとか…
ネットでは「ガセネタでもない気がする」「電磁波も確認してほしい」「備えをしっかりして」といった声が多く寄せられています。
ネットの反応
三浦半島の異臭が「大地震の前兆の可能性がある」としたニュースを見たネットの反応を見てみましょう。
専門家によると大地震の発生前には電磁波が出たりプレート内崩壊によって、異臭が発生したりするとのこと。電波時計が狂ったり、受信せず針がクルクル回り続けたりする現象は要注意です。先日の三浦半島を北上した異臭の通報も気になります。磁力に大きな変化が生じるのも関係していると考えます。
— 天狼 (@tenrou2013) June 9, 2020
三浦半島付近の異臭騒動、人災じゃないなら前兆現象で地下から天然ガスでも漏れてるんじゃ…という感があるhttps://t.co/TI5P8SBF4r pic.twitter.com/nDjBYJoVrE
— 野生の男 WILDMAN (@yasei_no_otoko) June 8, 2020
『地殻変動』
6月4日の夜、三浦半島(神奈川県)で地殻変動が原因と思われる異臭が発生しました。
また最近、静岡県などで電波時計に狂いが出てる報告が多く、関東周辺に異変が出始めているようです。首都直下の災害は起きてほしくありませんが、東海~関東にかけて用心&防災の点検☑をm(_ _)m💦
— ミホ❤お天道様のご褒美🌈☀ (@mihootentosama) June 8, 2020
◆湘南の海が南国のような色に
相模湾で珍しい「白潮」◆三浦半島の広域異臭騒ぎがありますが、こちらが原因の可能性の一つと言われておりまする
見た目は美しいですが、白潮の原因の円石藻はDMSPの含有量が多く、それが死んで揮発したDMS由来の匂いを発するとのことhttps://t.co/zlNHmXa2iP
— Haword (@HawordG) June 8, 2020
阪神淡路大震災の時の予兆
95年1月11日に発生した阪神淡路大震災の時も、様々な予兆があったことが確認されています。
予兆として「感じた・見た・聞いた」証言を挙げてみましょう。
空と大気の異常
地震雲(前兆雲)、月、空の状態、発光・稲光、朝焼け・夕焼け、虹の順
具体的には「月が赤かった」「一直線の地震雲」「赤みをおびた雲」「竜巻のような雲」「空が黄砂を撒いたような色」など。
大地の変化
地鳴り、地震・群発地震、前震、井戸水、海、湧き水
具体的には「大阪湾が沖の方から濁る」「漬け物が腐ったようなガスの臭い」「井戸水が出ない」「赤水の温泉」「井戸水の水温上昇」など。
電磁波異常
テレビ・ラジオ等の電波障害、テレビの画像障害、リモコンの故障
具体的には「ナビゲーションの異常」「インターホンが”ジージジジー”と鳴る」「短波放送ばかり入る」「掛時計が勝手に回る」「TVリモコンの調子が悪い」など。
人体の異常
具体的には「眠りが浅い」「めまい」「子供の夜泣き」「突然の鼻血」「激しい動悸」「異常な暑さ」「頭痛」など。
獣類の異常
イヌ、ネズミ、ネコの3種が際だっていたそうです。
具体的には「ネズミが消えた」「野良ネコが夜通し泣き続ける」「犬が突如激しく吠えだす」「水族館のイルカが神経質になる」など。
カラス、スズメ、カモメ、ハト、インコ、ヒヨコ、キジなどの異常
具体的には「カラスが激しく鳴き騒ぐ」「卵1が双子の黄身」「数百羽のハトが群れる」「何千羽のユリカモメ」「カラスの大群」「スズメの大群」など。
ほかにも魚類、爬虫類、昆虫などにも異常行動が見られたそうです。
ご紹介した証言は大阪市立大学名誉教授の弘原海(わだつみ)先生が、学者として非常に科学的な立場から、一つひとつの証言を拾い上げデータ化したものの一部です。
動物の様子や雲や月の見え方の異常など、地震直前に多くの「違和感を覚える」出来事お多くの人が感じるようです。

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