レジ袋を辞退する人が11月末の調査で7割に増加、環境省の目標を上回ったことが分かりました。
ネットでは「だから?」「何のための目標」「元に戻して」といった声が寄せられています。
レジ袋を辞退する人が7割に増加
レジ袋を辞退する人が11月末のインターネット調査で7割に増加、環境省の定めた年内60%という目標を上回ったことが分かりました。
レジ袋辞退7割、3月の3割から増加 マイバッグ常に携帯は半数 https://t.co/UBPetHHNyt
7月に始まった小売店での有料提供義務付けを機に増えた。半数がマイバッグを常に携帯していると答えた。
辞退率は年内に60%としていた環境省の目標を上回った。
— 産経ニュース (@Sankei_news) December 9, 2020
記事によると、7月にはじまった「レジ袋有料化」を機にマイバッグを携帯している人が増えたことが要因としています。
ネットでは「だから?」「何のための目標」「元に戻して」といった声が寄せられています。
ネットの反応
レジ袋を辞退率7割に関するネットの反応を見てみましょう。







レジ袋有料化はプラごみ削減に効果があったのか?
環境省によれば海岸へ漂着するプラスチックごみのうち「ポリ袋(レジ袋)」は0.4%。
「漁網・ロープ」が41.8%、「ブイ」が10.7%、「飲料用ボトル」が7.3%と比較してかなり少ない数字です。
また、多くの人はレジ袋を家庭でゴミ袋として再利用する場合が多いはず。
有料化によって不足したレジ袋を補うために別途ホームセンターや百均などでポリ袋を購入しなければならず、結局のところポリ袋(レジ袋)の削減にはほとんど効果がないことになります。
そればかりか、レジ袋が無いことにによるレジでのトラブル増加、万引きの増加などが問題視されており、感染対策のためにマイバックからレジ袋に切り替えた諸外国の対応と逆行しています。
小泉環境大臣は「レジ袋有料化は環境問題への意識を高めるため」としていますが、本当にこれで意識が変わったのかは疑問です。

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