史上最年少のフィンランド首相が「1日6時間労働、週休3日制」の実現を目指すと話題です。
ネットでは「羨ましい限り」「素晴らしい」「日本でも出来れば良いな」といった声が寄せられています。
1日6時間労働、週休3日制
史上最年少の34歳でフィンランド首相に就任したサンナ・マリーン氏が「1日6時間労働、週休3日制」への移行を目指す考えを発表し話題になっています。
フィンランド史上最年少で首相に就任したサンナ・マリーンが、目玉政策のひとつである「1日6時間労働」「週休3日制」の実現に向け、ついに動きを起こした。 https://t.co/mf6tmFfUYT |Business Insider
— BusinessInsiderJapan (@BIJapan) August 26, 2020
ネットでは「羨ましい限り」「素晴らしい」「日本でも出来れば良いな」といった声が寄せられています。
ネットの反応
フィンランドの働き方に関するネットの反応を見てみましょう。
フィンランドは全てにおいて人間皆平等な国です。日本とは全く比較になりません。旅する中で感じました。やはり政治に対する意識がまるで違いますね。閣僚の半分以上が女性で常に進歩的な議論をしている。国民の生活が第一な国です。
日本社会を変えたいならまず政治家の意識改革が必要です。— s_yum (@syum43556257) August 26, 2020
はっきり言ってもう人間はそんなに働かなくてもデジタル化や生産性を上げることで経済活動、社会システムは回って行くんですよね。日本は日本人自身が自分の仕事を取られないためワザと複雑怪奇な業務フローや承認プロセスを増やしてアナログのままにしている感があります。基本的にマゾな民族なのです
— Ago-ra IT Consulting 🇺🇦柴田裕史@ウクライナ AI起業家&🇺🇸株投資家 (@agoraitconsulti) August 26, 2020
最近の海外のニュースに、昭和生まれの私はクラクラさせられます。
ベーシックインカム、そしてこの労働時間短縮の話。
タフなメルケル首相、賢い蔡総統、柔軟なアーダーン首相。そしてマリーン首相の登場。
世界は凄い、日本女性にも頑張って欲しい。つまらない男たちを政治から弾き飛ばして欲しい。— Tomtom (@TomuMori) August 26, 2020
フィンランドと日本は正に
天国と地獄だわね😂— ののり (@VISHrXJZbaEvrIV) August 26, 2020
世界最年少34歳でフィンランド女性首相か。
台湾のIT担当大臣も当時最年少35歳で入閣。
その他、30代で政府の要職に就いている人は結構多い。
ここで「日本は~」などと言うつもりはない。
ただ思ったこととして、「若い」といわれる年代でも能力なりスキルなりがあれば突き抜けることはできる。
— れん|脱作業で稼ぐ思考論🔥感想多数の無料企画は固定ツイから (@kotobashira) August 26, 2020
フィンランドってどんな国
フィンランドは北欧4国(ほかはノルウェー、スウェーデン、デンマーク)にある国ですが、 フィンランドとはどんな国なのでしょうか?
まず、国土面積は日本よりもちょっと小さいぐらいで人口は約550万人。 古くから「森と湖の国」と呼ばれ、針葉樹林が果てしなく続き、19万もの湖があります。
緯度が高く北極に近いため夏は太陽がなかなか沈まず、夜でも薄明るい、いわゆる白夜が見られる国です。
また、日本でも馴染みが深いアニメ「ムーミン」が生まれたのがフィンランドで、北欧家具に代表されるデザインが素晴らしいことでも有名です。
そんなフィンランドは世界のIT大国でもあり、2016年から小学校の必須科目としてプログラミング授業が開始されており、世界の15歳児童を対象に学力を測定するPISAでは、フィンランドが安定的に上位にランクインしています。
2011年に世界一の携帯シェアを誇ったNOKIAもフィンランド製で、オープンソースのLinuxも ヘルシンキの大学生が開発したOSです。
通信速度も世界トップクラスで、世界で初めて「インターネットのブロードバンド接続を全国民の基本的権利」とした国なのです。
そんなフィンランドだからこそ、世界最年少の首相が誕生したり、「1日6時間労働、週休3日制」の実現を目指すことができるのかもしれません。

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