シンガポールの公園では4足歩行の遠隔操作ロボットがパトロールをして、公園利用者に安全な距離を保つよう注意喚起を行っています。
ディストピア感満載の光景にネットでは「ターミネーターだな」「怖い怖い」「番犬にもなりそうだ。」といったコメントが多く寄せられています。
公園内をロボットがパトロール
5月8日から、シンガポールにあるビシャン・アンモキオ・パークでは、遠隔操作の4足歩行ロボットが園内をパトロールして、公園利用者にソーシャルディスタンスを保つよう注意喚起を行っています。
One of the creepiest and most dystopian things I’ve seen since the pandemic began: a terrifying camera-equipped remote-controlled robot patrols Bishan-Ang Mo Kio Park in Singapore to — for now — warn about social distancing. Look at the fear. Story: https://t.co/12QfT1mcyZ pic.twitter.com/hBGUhmC7N7
— Glenn Greenwald (@ggreenwald) May 8, 2020
このロボットはカメラが搭載されており、ビデオ分析機能により公園内の来園者数を推定し、公園利用者にソーシャルディスタンスを保つための注意を喚起するため、録音されたメッセージを放送してるのです
カメラは特定の個人を追跡したり認識することはできず、個人情報を収集することもないそうです。
しかし、このディストピア感満載の光景に、ネットでは「ターミネーターだな」「怖い怖い」「番犬にもなりそうだ。」といったコメントが多く寄せられています。
ネットの反応
公園をパトロールするロボットを見たネットの反応を見てみましょう。
スタッフの数を減らすことができ、スタッフの感染リスクも減らせる。警告アナウンスは録音されたもの。
この他、シンガポールではドローン30台が特定の公園や自然地域に導入され、利用者数を記録。さらにポータル・サイトでは公園が混雑しているかを事前にチェックもできる。
— 近藤 司(こんどう つかさ) (@KndTsukasa) May 8, 2020
ボストン・ダイナミクスのあのロボットがこんな形で実用化されるとは
ロボットとの共存の時代がこんな形で訪れるとは思ってもみなかった— peregrine (@peregrineman) May 8, 2020
ロボコップの世界が現実になってきた。
— 後藤卓也 (@gotakuyokohama) May 8, 2020
完全に「兵器転用技術」怖い!
機械に管理されるより、自己管理で頑張りたい!— 森は楽しいnapbear (@napbear1) May 9, 2020
4足歩行ロボット「Spot」
このロボットはアメリカのボストン・ダイナミクス社が開発した4足歩行ロボット「Spot」です。
Spotは車輪付きロボットに比べて障害物を効率的にナビゲートでき、様々な地形に適応することができるそうです。安全センサーも搭載しており、1m以内の物体や人を検知して衝突を回避するそうです。
実は、2019年には日本の鹿島建設もトンネル工事現場で、このSpotを正式導入しているのです。
日本にも居るみたい🤖どちらも平和利用でよかったです。https://t.co/P3X1HxpFyN
— 熊 (@akicomusic) May 9, 2020
トンネル工事においての、坑内測量業務や安全管理のための巡視などを実証実験を通じて有用性を確認していくそうです。
ちなみにSpotのお値段は車1台分ぐらいだそうです。番犬にSpotはいかがでしょうか?

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