夫婦でサーフィン中、妻に噛みついたサメを殴り続け救出した男性が話題になっています。
ネットでは「サメだ!殴れ」「ステイサムかよ」「ジョースターかよ」といった声が寄せられています。
サメを殴り続け妻を救出した男性!
夫婦でサーフィン中、妻が脚をサメにかまれて海に引きずり込まれそうなり、男性はサメを殴り続け妻を救出したそうです。
妻を襲ったサメを夫が殴って撃退 オーストラリア #nhk_news https://t.co/FOq1edICLv
— NHKニュース (@nhk_news) August 17, 2020
ネットでは「サメだ!殴れ」「ステイサムかよ」「ジョースターかよ」といった声が寄せられています。
ネットの反応
サメを殴って撃退したことに関するネットの反応を見てみましょう。
サメだ、殴れ!
— オニギリ (@kszkongr) August 16, 2020
ステイサムかよ😱
— DiGeorgio (@insp_DG) August 16, 2020
ジョースターの血統かよ。
— ソラ@ヨメ組📱/🔔💝🍑🔔/シフィラー🌸 (@Kuuhaku2131) August 16, 2020
こういうことでいいのか?🦈 pic.twitter.com/II3859YolW
— j2zfyzチャンネル (@j2zfyz) August 16, 2020
夫婦関係はサメずに熱くなったそうなの
— 千狐(非公認なの) (@ShiroPro_fox) August 16, 2020
シャークアタック急増のオーストラリア
1900年以降から記録されているサメによる国別事故件数を比較すると、オーストラリアが群を抜いて多いことが分かります。
[surfing_su_table_ex]
国 | サメの事故件数 | 死亡事故 |
オーストラリア | 904 | 259 |
南アフリカ | 395 | 96 |
ハワイ | 230 | 38 |
カリフォルニア | 187 | 16 |
ブラジル | 86 | 30 |
[/surfing_su_table_ex]
※1900年から2016年までの累計データ 参照:Shark Atack Data
ではなぜ、ここまでオーストラリアでサメの事故件数が高いのでしょうか?
これにはいくつかの理由が考えられますが、まずひとつが「オーストラリアは反捕鯨感情が強い国」ということ。
南極海で捕鯨をしているのは日本だけでしたが、2010年のオーストラリアからの提訴により国際司法裁判所の判断で2014年には捕鯨中止となっています。
また、オーストラリアではクジラは巨大なビジネスになっており、クジラ関連の観光収入は年間3億豪ドルにも上り、それに加え、オーストラリア人にとってクジラは国のシンボルと位置付けられるようになっているのです。
加えて、オーストラリアではクジラだけでなく、ホオジロザメを含むすべてのサメも保護対象です。
オーストラリアって本当にシャークアタック多すぎる🇦🇺😱
60歳のサーファー、サメに噛まれて死亡 豪 https://t.co/GdICl6lRKw @cnn_co_jpから
— namaco13 (@namaco132) June 9, 2020
オーストラリアでまたしてもシャークアタックの犠牲者が… 😱 https://t.co/taopKIukPv
— 波乗りジョニー (@2it6vDDJIrVOWI8) July 12, 2020
打つ手はないのか!?再びバリナ(オーストラリア)でシャークアタック発生 https://t.co/0h3y0N50P5 pic.twitter.com/qPsBuBlr9a
— surf antenna (@surf_antenna) November 9, 2018
こうした結果、オーストラリアではクジラが増えすぎ、そのクジラを狙ってホホジロザメが沿岸にまで集まってくるようになったと考えられているのです。
ザトウクジラなどは5月から12月にかけて西オーストラリア州沿岸部に移動しますが、これに合わせてサメもその付近に集まってきます。オーストラリア東部の沿岸地域でもサメの目撃件数が急激に増えています。
シャークアタックも増えており、2017年にはオーストラリア南西部でサーフィンをしていた17歳の少女がサメに襲われて死亡する事故も起きています。
オーストラリアではサメを「駆除」するのではなく「共存」を目指しているといいますが、このままで良いのでしょうか?

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