健康診断で再検査になった男性が毎日2本飲んでいたエナドリをやめたら正常値に戻った模様。
ネットでは「エナドリは体に悪い」「飲み過ぎダメ」「あの世に向かう翼」といった声が寄せられています。
エナドリは危険な飲み物?
コンビニやスーパーなどいたるところで見かけるようになったエナジードリンクですが、レッドブルとモンスターエナジーの2大ブランドを筆頭に、多くの清涼飲料メーカーも参入しエナドリ市場はどんどん伸びているようです。
なかにはエナドリを飲まないと元気が出ない、として常習的にエナドリにハマる人も少なくありません。
こうした状況の中、Twitterユーザーの「鐘の音@C99受かれ(@kanenooto7248)」さんは、 健康診断で再検査となってしまい毎日2本飲んでいたエナドリを止めたところ数値が正常に戻ったと話題になっています。
医者から「節制しろ」と言われて再検査になったが、「全くろくに節制せず、毎日2本飲んでたエナドリをゼロにした」ところ、「よく頑張りましたね。すべて正常値ですよ。あとはやせるようにしてください」と言われたので、おそらくエナドリは体に悪い。
— 鐘の音@C99受かれ (@kanenooto7248) January 24, 2021
ネットでは「エナドリは体に悪い」「飲み過ぎダメ」「あの世に向かう翼」といった声が寄せられています。
ネットの反応
エナドリの危険性に関するネットの反応を見てみましょう。






エナドリは危険な飲み物?
レッドブルやモンスターエナジーと言った人気のエナジードリンクには、なんなんだよ「アルギニン」と「カフェイン」という二大成分が含まれています。
まずアルギニンですが、これは必須アミノ酸のひとつで、いわゆる人の体内で生成できないアミノ酸で代謝を良くするための物質です。
アルギニン自体は有害な物質ではなくよほど常識外れな量を摂取しない限りは問題ありません。ただし、成長ホルモンの分泌を促す作用もあると言われているので小さな子供に取らせ過ぎるのは良くないと言えるかもしれません。
エナドリのテンションは上がるといったような覚醒作用は、主にカフェインによって引き起こされるものです。
カフェインの過剰に摂取し中枢神経系が過剰に刺激されると、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こり、消化器官の刺激により下痢や吐き気、嘔吐することもあるようです。
さらに、カフェインは飲み続けると耐性がついてしまい、なかなか効き目が実感できなくなってきます。さらにカフェインには依存性もあり、とくに若者を中心にエナドリ中毒が増える要因とも考えられているのです。
イギリスなどでは、未成年へのエナドリの販売規制をしていたり、エナドリをさらに異常性の高い物質への入り口となる「ゲートウェイドラッグ」と定義している国もあるほどです。
今の日本では、エナドリへの危機意識の薄さが一番の問題なのかもしれません。

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