東アフリカで発生した数千億匹のバッタの群れが世界各地で甚大な被害をもたらしています。
そして現在、バッタの群れは中国に向けてウイグルの砂漠を侵攻中です。
その姿がまるで風の谷のナウシカに登場した王蟲のようだと話題になっています。
進撃を続ける数千億匹のバッタの群れ
アフリカ東部で発生した数千億匹のバッタの群れは、農作物を食い荒らすなど各地で甚大な被害をもたらしています。もっとも被害が大きいケニアでは1000億~2000億匹のバッタが脳作物を食い荒らし、深刻な食糧不足に追い込まれています。
バッタの大群は1日150kmほど移動できるとされ、現在、中国に向けウイグルの砂漠を侵攻しています。鉾矢のような陣形を組んだバッタの大群は、アニメ「風の谷のナウシカ」に登場した王蟲(オーム)のようです。
バッタ
砂漠を横断するときは、
熱と風の影響を最小にするために、
群衆モードで歩いて移動。ここが狙いどきなのになあー。 pic.twitter.com/sxuTyktQF2
— 🐬 (@endorphin2020) March 15, 2020
王蟲、森へおかえり。 pic.twitter.com/O0QFYVkqir
— ジブリと共に♪ (@jiburikk) March 7, 2020
迎え撃つは中国のアヒル部隊
中国政府は侵攻してくるバッタの大群を迎え撃つために、10万匹のアヒル部隊を動員して備えています。
なんとアヒルは1日にバッタを200匹も食べるそうです。単純計算ですが、この作戦が成功すれば1日あたりに2億匹のバッタを駆逐できる見込みです。
世界問題化しているバッタの大群。
バッタ駆逐の為に結成された
アヒル部隊が最前線に送られた!
見届けようアヒル隊長の勇姿を!
クェo(゚◇゚o)クェ
#バッタの大群 #バッタ飛来#鳥インフルにはなるなよ pic.twitter.com/jq8g6uuZoF— OK! (@jyosan6014) March 8, 2020
バッタの大群VSアヒル軍団の勝負の行方はどうなってしまうんでしょうか。
ネットの反応は?
砂漠を進撃するバッタの大群を見たネットの反応を見てみましょう。
バッタの大群の話を聞いたから検索してみたら本当に現実か?っていう画像出てきてなんやこれって思った
(バッタが砂漠を渡るために塊になって移動する、アヒルの軍隊(?)etc.)— Dhall(さね)🌈🏯 (@_daminsleep) March 15, 2020
中国に向かってるバッタ。砂漠の熱風を避けて低空飛行中で進行中なの?これが本当ならマズイね…https://t.co/wuuXoEsiSl
— Tomo 🇯🇵🇺🇸🇹🇭🇲🇾 (@Papa_Saruzo) March 15, 2020
数千億匹のバッタ軍、ウイグルの砂漠を走破するため鋒矢の陣を採用。ヘボ軍師「10万匹のアヒルで鶴翼の陣を」。少数の軍が鶴翼で多数の鋒矢の陣立てを迎え撃つは無謀。この勢いで中国にと突入すると冗談抜きに、旧約聖書『出エジプト記』の十の災いの一つに。世界でひそかに話題になっておりますが。 pic.twitter.com/rA4SLEQpv0
— ほうじょうふうりん (@UTI2P01pNWye81n) March 15, 2020
砂漠飛びバッタの中国入りは簡単か?
パキスタンに先端が到着したようですが
中国に行くには、まだ先が長く
アルプスが屏風のように立ちはだかります。
地図を見ながら、ルートを探って見るのも
たんしいと思います。 pic.twitter.com/JYE80YTU24— おこしゃん (@okojyo_tak) March 15, 2020
バッタが大量発生した原因
何故これほどまでバッタが大量発生したのでしょうか?
その要因として考えられているのが、近年の異常気象が東アフリカの砂漠に大量の雨をもたらし、良好な繁殖環境をつくったこととされているのです。また、地球温暖化の影響でバッタの繁殖期間が長くなったことも指摘されているのです。
過去にないほどの大きな被害につながったのは、内戦や資金不足で各国政府のバッタ駆除対策が著しく不足していたことも背景にあるようです。
まとめ
中国は新型コロナウイルスに続き、バッタの大群という新たな危機を迎えようとしています。もし、中国の農作物に大きな被害が出れば、日本にも少なからず影響が出ることが心配されます。
中国のアヒル部隊が侵攻するバッタ群を駆逐することができるのか注目です。
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