アビガン承認にむけて治験開始!感染拡大に歯止めをかけることができるのか?

アビガン承認にむけて治験開始!感染拡大に歯止めをかけることができるのか? ネットの話題
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富士フイルムがアビガンの治験を始めることが分かりました。

すでに中国の研究チームはアビガンの治療を開始しており一定の効果が確認できています。

アビガンは感染拡大に歯止めをかけることができるのでしょうか。

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アビガン治験開始

3月28日の記者会見で、安倍首相は効果が期待できるアビガンについて「正式に承認するにあたって必要となるプロセスを開始する」と発表しました。

そして、富士フイルムがアビガンの臨床試験(治験)を始めることが分かりました。

このニュースを見て「遅い」と思った人も多いのではないでしょうか?

しかし、これは他の新薬と比べたら、とてつもなく早いスピードなのです。

おそらく予備の投与で明確に有効性が確認できたので、治験の段階に入ったと考えられます。治験は承認へ向けての最終段階です。

治験では禁忌や副作用など、具体的な服用方法を明確にするもので、いよいよ正式な治療薬として認められるのです。

ネットの反応は?

アビガンの治験開始のニュースを見たネットの反応を見てみましょう。

中国の研究チームでは効果あり

中国・武漢大の研究チームでは、7日間で7割の回復が確認されています。

インフルエンザ薬「アビガン」が新型コロナウイルスに感染した肺炎患者の治療に有効だとする研究成果を中国・武漢大などのチームが23日までにまとめた。軽症者に限ると投与後7日以内の回復率が7割を超えた。多くは4日間で症状が消えた。チームは「高血圧や糖尿病など持病がある人には、早期の症状改善が重要だ」として、有望な薬剤だとしている。中国は既にアビガンを政府の診療方針に採用することを表明している。
出典:共同通信

この発表のポイントは「軽症者」に限ってという点です。

アビガンはウイルスの複製を阻害する製剤なので、体内でウイルスが増えてしまってから投与しても効果は薄いということ。つまり重症化する前に投与する必要があるのです。

いわゆる症状のない軽症者を判断するには、検査数をどんどん増やしていくしか方法がありません。

アビガンが承認されたタイミングで、日本国内でもどんどんPCR検査が行われるようになるかもしれません。

まとめ

1日も早くアビガンが正式に承認されるように願うばかりです。

そのためにも、今は外出を自粛して感染拡大を少しでも遅らせることが大切だと思います。

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