放射性廃棄物からつくる人工ダイヤモンドが「数千年もつ原子力電池」になる研究が進められているそうです。
ネットでは「放射性廃棄物が宝の山」「すごい技術」「夢のエネルギー」といった声が寄せられています。
放射性廃棄物からできる「数千年もつ電池」
放射性廃棄物からつくる人工ダイヤモンドが「数千年もつ原子力電池」になる研究が進められていると話題にになっています。
放射性廃棄物でつくる人工ダイヤモンドが、“数千年もつ電池”になる:革新的な技術への高まる期待と現実https://t.co/hbJ2GWlXe1
爪くらいの大きさしかない電池はまだ試作段階だが、既存の原子力電池と比べて効率がよく、電力密度も高い。設計が決まり次第、量産に向けた生産設備を建設する予定だ。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 13, 2020
ネットでは「放射性廃棄物が宝の山」「すごい技術」「夢のエネルギー」といった声が寄せられています。
ネットの反応
放射性廃棄物からできる「数千年もつ電池」に関するネットの反応を見てみましょう。
数千年!?すごいな
— ひゃく ー北陸民ー (@hyakuiaka) September 13, 2020
こういった技術をどんどん開発して、
日本の核燃料廃棄物は宝の山にしたいものです。— 黒柴はな (@shibamusumehan1) September 13, 2020
厄介な放射性廃棄物が宝の山になるなんてすごい技術じゃ
二酸化炭素のタンパク質固定と一緒にどんどん研究を進めてほしい— 皇輝(萬年厨二病小説家・Ende小説版最新刊3巻『聖地暗転』発売中) (@lucky7kohki) September 13, 2020
便利だけど、リスクも伴いそうですね。
日用的な電子機器よりは、厳重に管理された業務用マシンに使うこと推奨でしょうか。— NSR広熨斗 (@Hero_No_C) September 13, 2020
こういうのに国家予算つぎ込もうよ!
— 駄馬駄馬シュビドゥ馬 (@E10NAUMA) September 13, 2020
ダイヤモンド電池とはどのようなものか?
記事のよると、放射性廃棄物からつくる人工ダイヤモンドは爪くらいの大きさで、既存の原子力電池と比べて効率が良く、電力密度も高いとのこと。
この人工ダイヤモンドに使われるのが「炭素14」という放射性廃棄物で半減期が5,730年もあるため、このダイヤモンド電池が完成すれば人間の寿命よりも長い期間にわたり電力を供給できるそうです。
ダイヤモンド電池の試作品はまだ完成しておらず、実用化には数年かかる見通しとしています。
ちなみにネットの声を見ていると、この人工ダイヤモンド電池が完成すれば、放射性廃棄物問題の解決につながるといった意見も少なくないようです。
しかし、放射性廃棄物にはウランやプルトニウムなど再利用不可能な廃棄物もあるので、それほど簡単な問題ではありません。
もちろん日本でも放射性廃棄物の再利用に関しては以前から研究が進められていますが、どうしてもプルトニウムなど再利用不可能な高レベル放射性廃棄物の処分方法に関心が集まってしまうのが現状です。
しかし、今後は炭素14などの再利用可能な放射性廃棄物の有効活用も、ますます研究が進んでいくことを期待します。

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