鍋料理が美味しい季節になってきましたが、今夜は何鍋にしようか迷っている人も多いのではないでしょうか?
水炊き、寄せ鍋、キムチ鍋、すき焼き…など、たくさんの鍋料理がありますが、すべての鍋料理の基本が「出汁」ではないでしょうか。
鍋料理に欠かせない出汁について真面目に考えてみました。
週に1~2回は鍋料理を食べる?
冬の時期になると週に1~2回は鍋料理を食べるという家庭も少なくないようです。なぜこれほどまで日本では鍋料理が人気なのか、まずはその理由を考えてみましょう。。
1.野菜たっぷりのヘルシー料理
生ではいっぱい食べられない野菜を加熱することでたくさん摂取できるのでとってもヘルシー。 炒め物のように油を使うことが少なく、カロリーの低い鍋が多いのも人気の理由。
2.手軽に作れる時短クッキング
忙しくてゆっくり料理を作る時間のない時、食材を切って煮るだけの鍋料理はとっても簡単で便利です。10分もあれば作れる鍋が山ほどあります。
3.あまりがちな食材を有効活用
鍋のレシピは自由自在です。冷蔵庫の余りがちな食材を無駄なく使い切ることができます。
4.多彩な味のバリエーションを 楽しめる
同じ食材で作ってもスープによって様々な味のバリエーションが楽しめるのが鍋料理。タレや薬味で味を変化させるのが楽しく、お気に入りのオリジナルレシピが見つかる。
5.テーブルにそのまま出せて洗い物が楽
鍋をメインのおかずとしていただき、締めの食材で雑炊 、ひとつの鍋だけで料理が完成します。さらに食卓に鍋のまま出せて、使う食器や調理器具が少なくて済むことも人気。
悪魔的に美味しい!冬に食べたい鍋2選 #tastyjapan pic.twitter.com/leRqr6a926
— Tasty Japan (@TastyJapan) November 30, 2019
お友達からの あぐーを昨日は、しゃぶしゃぶ
今日は、旨辛キムチ鍋にしました(๑>◡╹๑)
美味しかった〜😊😋
#あぐー
#キムチ鍋 pic.twitter.com/uUx8smiHhv— mayu (@mayureechan) November 30, 2019
鍋の出汁について
まずは、電子レンジで作れる基本のだし汁の作り方を見てみましょう。
材料:昆布(長さ5cmほど)1枚、鰹節15g、水3カップ
- 耐熱ボウルに昆布と水を入れて10分おきます。
- 鰹節を加えて水に沈めふんわりとラップをかけて電子レンジで3分加熱し取り出して5分おきます。
- ザルにペーパータオルを敷いてに起こします。
- 基本のだし汁の出来上がりです。保存期間は冷蔵室で三日冷凍で1ヶ月です。
出汁の素材による違い
- 鰹節…1番ポピュラーな和風だし、上品かつシンプルな味わいなので鍋はもちろん煮物などにも幅広く使えます。
- 昆布…素材の味を邪魔しないまろやかな味わいが特徴。鍋やすまし汁におすすめ。他の出汁と組み合わせても美味しくいただけます。
- 煮干し…風味が豊かで独特の香りとコクがあり味噌汁に向いています。頭とはらわたを取ると雑味が減って上品な味になります。
- 干し椎茸…水で戻すだけで出汁が出ます。ゆっくり時間をかけて戻すと甘みが出て、他の出汁とも合わせてもOK。
出汁をとったあとの鰹節は水気を拭き、昆布は細かく刻み。フライパンでさっと炒めて、みりんや醤油で味をつければふりかけになります。煮干しはオリーブオイルとニンニクで炒めると、オイルサーディン風のおかずになります。
簡単だしのあれこれ
- 水出しの出汁…ポットに水1 L、 昆布(長さ5cmほど)1枚と煮干し20gを入れて水を注ぎ、冷蔵庫で一晩おきます。昆布と煮干しを取り出し、塩をひとつまみ入れると冷蔵庫で34日持つだしの出来上がりです。
- だしパック…鍋に水とだしパックを入れて火にかけ、沸騰したら5分ほど加熱しパックを取り出せば完成。簡単に出汁が取れます。
- 簡易だしの素 …水にさっと加えるだけの超お手軽だし。和風鍋なら和風だしの素、洋風鍋なら顆粒コンソメ、中華風なら鶏ガラスープの素などの料理に合わせて使用します。
まとめ
鍋の出汁さえ用意できれば、あとは肉や魚、そして、白菜、きのこ、大根などの好きな野菜を入れて煮込むだけです。手軽で簡単な鍋料理が人気になるのも納得です。
気温が下がり息が白くなるこの時期は、お気に入りの鍋料理で体も心も温まりたいものです。
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