自民党総裁選に立候補している岸田政調会長が、少子化対策として出産費用ゼロを目指すと発言し話題になっています。
ネットでは「全然たりない」「その後は?」「財源は増税ですか?」といった声が寄せられています。
岸田氏、出産費用の無償化を目指す
自民党総裁選に立候補している岸田政調会長が、少子化対策として出産費用の無償化を目指すと発言し話題になっています。
【総裁選ドキュメント】岸田氏、出産費用ゼロ目指す考え表明「国として支援」https://t.co/nyitMGkKTQ
「負担をゼロにするべく、国として支援をする」と無償化を目指す考えを表明。
菅官房長官も不妊治療への保険適用に言及しており、今後の論戦のテーマの一つとなる可能性がある。
— 産経ニュース (@Sankei_news) September 9, 2020
ネットでは「全然たりない」「その後は?」「財源は増税ですか?」といった声が寄せられています。
ネットの反応
岸田氏の発言に関するネットの反応を見てみましょう。
少子化対策に『出産費用ゼロ』は重要なことですが、『出産費用ゼロだから安心して子どもを産める』とはなりません。若者が貧困化しており、子育てにかかる費用を考えると産みたくても産めなくて、子どもが欲しい気持ちを優先して出産して困窮しても『自己責任』という言葉で片付けられる厳しい現実…
— Childish Teacher (@TeacherChildish) September 9, 2020
正直なところ、出産する時点で費用ゼロだからって更に子供を作ろうとする夫婦は多くないと思います。
それよりも将来設計。大学の無償化や子育て世代の減税などしてもらえるとうれしいですね。— フクシマパパ@群馬地域ブロガー (@2940papa) September 9, 2020
そーねー出産費用ゼロよりはその後のサポートのが欲しい。仕事続けられる環境とか。出産費用ゼロになっただけでは出産に積極的にはなれないかな。
— はる (@np25dk) September 9, 2020
出産費用ゼロ
出産にお金がかかるから子供を諦めるのでしょうか?
問題は出産の時ではなく、子供が生まれてから将来的な不安があって、諦めたり、そもそも望まない人の方が増えてるのではないでしょうか?諸外国が結婚せずに子を育てる環境が出来てるのに、何故日本にそれが出来ないのでしょうか? pic.twitter.com/ujXUlGJhd7
— abe (@abe39339861) September 9, 2020
出産費用ゼロがトレンドに上がってるので改めて領収書見たけど東京で無痛分娩個室トイレ付きたまひよに載ってる先生のところで産んだけどこのくらい🐣無痛分娩は+10万だったけど本当やって良かったと思う。
補助金と結婚祝い金で払ったけどこれから家と学費でかかるから怖いなぁっていうのが本音💸 pic.twitter.com/em6kIyZhsI— Rin♡ (@ssj_2018) September 9, 2020
各候補者の少子化対策は?
岸田氏の「出産費用無償化」に関して、ネットでは懐疑的な意見が多数を占めているようです。一方、菅官房長官は少子化対策について不妊治療への保険適用に言及しています。
実は、いわゆる「不妊」で悩んだ経験がある人が、結婚している女性では3人に1人だったことが製薬会社の調査で分かっています。
日本は高度な不妊治療で生まれる子どもの数も増えており、年間4万人以上の子が体外受精で生まれる世界有数の不妊治療大国です。
不妊治療に関しては各自治体から助成金が出ていますが、その回数には上限があり、規定数内の治療で妊娠できなかった場合、助成が受けられないこともあります。
また、最近では男性側に問題がある「男性不妊」もあり、男性への助成申請および不妊治療は進んでいない現状もあるのです。
こうして見ると、岸田氏の「出産費用無償化」よりも、菅氏の「不妊治療への保険適用」の方が、政策としてはより現実的であり少子化対策としても一定の効果が望めそうですね。
そもそも岸田氏は「増税推進派」として知られています。そのため「出産費用無償化」の財源に増税を打ち出されたりしたら本末転倒です。
ちなみに石破氏は少子化対策の対し「世界の事例学ぶ」とし、まったく具体性のない発言をしています。おそらく移民の受け入れを進めるつもりではないでしょうか?
やはり次期首相は菅氏で決まりですね…

コメント