韓国アイドルグループBTS(防弾少年団)の「朝鮮戦争」発言に中国のSNSで批判が噴出しています。
ネットでは「学習能力が無い」「政府の犬」「防弾というより爆弾」といった声が寄せられています。
BTS「朝鮮戦争」発言が中国のSNSで炎上
韓国アイドルグループBTSの「朝鮮戦争」発言に対し中国のSNSでは批判が噴出している模様です。
BTSのリーダーであるRMは、朝鮮戦争で米韓が「痛みの歴史」を共有したと発言。これをきっかけに、中国では。 pic.twitter.com/iJ4DN4EVwS
— ロイター (@ReutersJapan) October 13, 2020
記事によると、BTSのリーダーであるRMが朝鮮戦争で「米国の支援を受けた韓国が中国の支援を受けた北朝鮮と戦った」とし、米韓で「痛みの歴史」を共有したと発言したそうです。
この発言に対し「北朝鮮側として参戦し命を懸けた中国兵を軽視した」と中国での議論はかなり過熱しており、中国外務省もコメントする事態となっています。
韓国不買運動も提起され、サムスンのBTSコラボ商品は公式サイトから削除。現代自動車のBTS広告も取り下げられました。
ネットでは「学習能力が無い」「政府の犬」「防弾というより爆弾」といった声が寄せられています。
ネットの反応
BTSの「朝鮮戦争」発言に関するネットの反応を見てみましょう。





アイドルの政治発言
BTSやTWICEなどの韓国アイドルは、たびたび政治的発言をして炎上していますが、それにはK-POPに韓国政府が大きく関与している事情があります。
そもそも「音楽に政治を持ち込む」のがK-POPであり、日本が考える音楽産業とは根本的な構造が異なっていることを理解したほうが良いのかもしれません。
中でも防弾少年団(以下、BTS)は、世界に向けて国家として「韓流」を積極的に後押ししている韓国の歴代大統領のお気に入りであり、国賓としてフランスに出向いた朴槿恵大統領(第18代)や文在寅大統領(第19代)がそれぞれ現地で彼らの公演を観覧し、終演後には抱擁を交わしてメンバーとの親しさをアピール。BTSがビルボード1位を取った際には文化勲章が贈られ、文在寅大統領は「Congratulations to the Seven Music-loving Boys and Their Wings, ‘ARMY’! The songs, dance, dreams and enthusiasm of BTS energized to young people around the world.(音楽好きな7人の少年と彼らの翼であるARMY(「ARMY」はファンの総称)、おめでとうございます! BTSの歌、ダンス、夢、熱意は世界中の若者を活気づけ、力を与えました」とのコメントを寄せている参照:Wikipedia「K-POP」
つまり、今回のBTS「朝鮮戦争」発言も、政府側から「言わされた」ものだと考えたほうが良いでしょう。
今回の中国での炎上、韓国政府はどのような対応に出るのでしょうか?

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