Amazonが「偽造品犯罪対策チーム」を新設し、偽造品の出品や販売を撲滅すると発表しました。不正者には「法の下で最大限の責任を追及する用意がある」。
ネットでは「がんばれ」「やっと動いたか」「ガッツリお願い」といった声が多く寄せられています。
Amazon「偽造品犯罪対策チーム」新設!
Amazonが「偽造品犯罪対策チーム」を新設し、偽造品の出品や販売を撲滅すると発表しました。
元検察官やデータアナリスト、サイバー犯罪に詳しい専門家が参加し、偽ブランド品の出品者を特定し、訴訟や刑事告発に持ち込むとのことです。
【Amazonニュース】
Amazonは、お客様に安心してお買い物をしていただけるように、偽造品の出品や販売を撲滅するための「偽造品犯罪対策チーム」を新設しました。
元連邦検察官やデータアナリストなどの専門チームが、偽造品の撲滅に注力していきます。
📰https://t.co/UYd0r5ouzV pic.twitter.com/aqo3Apt53m— Amazon News JP【公式】 (@AmazonNewsJP) June 24, 2020
ネットでは「がんばれ」「やっと動いたか」「ガッツリお願い」といった声が多く寄せられています。
ネットの反応
Amazon「偽造品犯罪対策チーム」の発表を聞いたネットの反応を見てみましょう。
おっせぇよw
— RON@ニャンちゅう (@FDmeister) June 25, 2020
ここ数年で粗悪品を扱う中国業者の巣窟となりましたし、レビュー詐欺も酷すぎます。ブランドの確かなモノ以外買わなくなりました。
— tourou (@tourou) June 24, 2020
偽ブランド問題もあるが、発送元が分かりづらくて、発注後に中国からと分かることが多い。
追跡できず数週間待ちとか、届いた物の品質が著しく悪いとか、そんなことが続いたので、最近はamazon使ってないな。#Amazon— unknown (@unknown62519674) June 24, 2020
怪しい出品に、怪しいレビュー。やられっぱなしのアマゾンは、信用を取り戻さないといけない。
— MSどす🌥️TL40 (@msdos148) June 24, 2020
メイドインチャイナを
とりあえず省けばだいたい消えるような気がします🤔— 🉐紫の上☣るふぃーあ🔯 (@MHWmurasaki8931) June 24, 2020
転売ヤーも取り締まって_(:3」∠)_
— もけけ (@mokekeperopero) June 24, 2020
なぜ今更、Amazonは偽造品犯罪対策を?
なぜ今更になってAmazonは「偽造品犯罪対策チーム」を発足したのでしょうか?一部では「やっとか」「今更感」「遅すぎる」といった声も少なくありません。
実は、今年に入ってから本家「Amazon.com」では、アップルやナイキなどの有名ブランドから「偽造品が販売されている」との批判が出ており、アマゾンでの販売を見合わせる動きも一部で出ていたのです。
誰もが知っているように、偽造品のほとんどが中国で生産されています。
また、米中貿易戦争が続く中、トランプ大統領は2019年に「偽造品のオンライン販売の取り締まり」 を命じおり、偽造品の販売などに関与する「悪質な市場」リストにAmazonを追加することも検討していたのです。
こうした、有名ブランドのAmazonでの販売見合わせや、米中貿易戦争による偽造品撲滅といった後ろ盾が、ようやくAmazonの重い腰を上げさせたと考えられます。
とくに日本市場においては「Amazonはチャイナの粗悪品販売サイト」 というイメージを持っている人も多く、Amazonに対する信頼は下降の一途を辿っています。
今回の偽造品対策チームの発足で、Amazonの信頼は回復できるのでしょうか?

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