ツイッターで中傷を受け訴訟を起こしていた女優の春名風花さんがネット中傷者と315万円で示談成立しました。
ネットでは「めっちゃ笑顔ですやん」「ネット社会に良い前例」「バカッター抑止には良い」といった声が寄せられています。
春名風花さん、ネット中傷者と315万円で示談成立
ツイッターで「彼女の両親自体が失敗作」などと中傷され、名誉毀損と侮辱の疑いで訴訟を起こしていた女優の春名風花さんがネット中傷者と315万円で示談が成立しました。
ツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、女優の春名風花さんと春名さんの母親が、書き込み主に慰謝料など265万4000円の支払いを求めた訴訟。被告側が春名さん側に示談金計315万4000円を支払う内容で示談しました。https://t.co/K03nwjNe4i
— 弁護士ドットコムニュース (@bengo4topics) July 20, 2020
お久しぶりです!終わった…終わったよ!詳しくは動画をみてください
はじめての裁判でこれだけの慰謝料を回収できたのは、とても凄いことだそうです☺️🌸✨ https://t.co/8rIHzbHim7
— 春名風花 official (@harukazechan) July 19, 2020
記事によると春名さんは「お金の問題よりも、社会的に罪を償ってほしいという思いで裁判をしていた」と話しており、今回の示談が成立するまで2年弱もかかったそうです。
ネットでは「めっちゃ笑顔ですやん」「ネット社会に良い前例」「バカッター抑止には良い」といった声が寄せられています。
ネットの反応
春名風花さんの示談成立に関するネットの反応を見てみましょう。
春馬くんもこう言うの知ってたら自殺なんてせずに済んだんやろな
— さとし (@Japanese_2018) July 20, 2020
示談金300万円も貰ってめっちゃ笑顔ですやん
— コロナ禍は”廉正に生きよ”と神が与えた裁きなのだด็็็็็็็็็ (@kabuman1000) July 20, 2020
たった300万…。マルが1つ少なくない?って思ったけど、これで快挙ということは、日本てそういう国。…ということなんだね。
何はともあれ、春名さんお疲れ様です。— moi (@nap_in_finland) July 20, 2020
カジュアルに実名を公表させることができるように法改正してほしい。
あと「twitter社が実名預かって、クレームがあったら開示されるかも」アカウントを作って欲しい。
普段は匿名でも、何かあったら開示される奴。
完全匿名のアカウントは、デフォルトでは全ユーザーにミュートされてる状態でスタート— ポストコロナの就活大学学長 森山たつを/もりぞお (@mota2008) July 20, 2020
ネットは無法地帯では無いという事。
— 松前 あさひ (@3huMoSSsQ21Voh4) July 20, 2020
ネット中傷の抑止になるか?
最近は女子プロレスラーの木村花さんの事件から、ネットでの誹謗中傷が社会的に問題視されるようになりました。
今回の春名風花さんの訴訟は、おそらく被告が裁判で実名を公開され前科がつくことを嫌がったことで、訴訟額満額に50万円を上乗せした金額で示談となった模様ですね。
前科者として実名を公開して欲しかった気もしますが、今後、ツイッターなどで誹謗中傷を受けた際の前例となりそうです。
ツイッター社は匿名性は絶対に必要とコメントしており、Facebookのように実名を公開できるようにしたほうが良いとする意見もあります。
しかし、今回の訴訟で完全匿名が可能なツイッターであっても決して無法状態ではないことが証明されたわけです。
今後のネットの誹謗中傷への抑止になることを期待したいですね。

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