相手の車にGPSを無断で取り付け位置確認する行為は「(ストーカー規制法)の見張りに当たらない」と最高裁が判断。
ネットでは「最高裁大丈夫?」「普通はダメだろ」「ストーカー大喜び」といった声が寄せられています。
無断GPSはストーカー行為ではない?
妻や元交際相手の車に無断でGPS機器を取り付けて位置確認をする行為が、ストーカー規制法に当たるかどうかの裁判で、最高裁は「見張りに当たらない」と判断したことが分かりました。
妻や元交際相手の車にGPSを無断で取り付けて遠隔操作で居場所を確認することは、ストーカー規制法が禁じる「見張り」に当たらないと最高裁が初判断。https://t.co/SsWq2wpiSt
— 毎日新聞 (@mainichi) July 30, 2020
ネットでは「最高裁大丈夫?」「普通はダメだろ」「ストーカー大喜び」といった声が寄せられています。
ネットの反応
無断GPSはストーカー行為ではないとした最高裁に関するネットの反応を見てみましょう。
無断は、最大の恐怖と言っても良いレベルである
— 丹羽勝弘 ファイブツアーズ ⊿ (@fivetours2005) July 30, 2020
え?DV夫から逃げてるのに車にGPSつけられて職場も全部相手に筒抜けになってもいいって事?DV夫が離婚に応じる訳ないし長い時間かけて仮に元妻になってもGPSつけられても法律では裁けないって事⁉️ふざけてる。じゃあいつになったら安心して暮らせるんだよ。法律って国民を守るためにあるんじゃないの?
— ついつい (@tuituilove1) July 30, 2020
いやもうさ、テクノロジーへの理解がない不勉強な裁判官が現代の裁判をするの不可能でしょ。全員情報処理とかセキュリティマネジメントとかの試験は最低限クリアしてないと話にならない
— さめ🦈 (@sameashark) July 30, 2020
この判決は犯罪助長される可能性がありますね
(´・ω・`)
— たろ吉 (@tarokichi_0327) July 30, 2020
これを違法とすると警察の捜査の邪魔になるんやろなぁ…
— しおみず🍆🍿💉👠 (@saltwater255) July 30, 2020
無断GPSは監視に当たらないのか?
アメリカやヨーロッパ、韓国などでは、性犯罪の有罪となった人にGPSの装着義務付けがあります。これは再犯防止のために有罪となった人を「監視=見張る」ためです。
日本でもたびたび犯罪者のGPS義務付けが議論されてきましたが、犯罪者のプライバシーや行動の自由を制約するとして、刑法や更生保護法などで強制することができないとされています。
では、妻や元交際相手の車などにGPSを取り付ける行為は「監視=見張る」に当たらないのでしょうか?
そして、GPSを取り付けられた人は、プライバシーや行動の自由を制約されることにはならないのでしょうか?
どう考えても納得できませんね…

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