日本の小学校の運動会がフィンランドの学校校長からダメ出しをされ話題になっています。
ネットでは「オリンピック全否定かよ」「生きるとは競争」「比べる必要性ある?」といった声が寄せられています。
小学校の運動会、フィンランドの学校校長からダメ出し
日本の小学校の運動会がフィンランドの学校校長からダメ出しをされ話題になっています。
日本の小学校の運動会を見た
フィンランドの学校校長の反応が真っ当すぎる
日本の教育は小学校から大学まで世界から取り残されてしまった
pic.twitter.com/Ifd2z5NuTd— こっちゃこFirst of all, I aim for unity on the 49% side (@koccyakojugosai) October 2, 2020
小学校の運動会で順位をつけていることについて、フィンランドの学校校長は「正直がっかりです」と発言。 さらに「運動はそもそも良いものなのに子供達を競わせることで、運動が得意ではない子は縁という烙印を押されてしまいます。」と続けました。
ネットでは「オリンピック全否定かよ」「生きるとは競争」「比べる必要性ある?」といった声が寄せられています。
ネットの反応
フィンランドの学校校長の意見に関するネットの反応を見てみましょう。
私も常にそう思っていました。こちらのスポーツデー、運動会は競うモノではなく、皆で楽しむモノ。自閉症の子供の母親です。マラソンの時はクラスメートが寄り添って走ってくれます。誰も順番なんて気にしない。
— akemi@カナダ在住自閉症児子育て中 (@marcellus_akemi) October 2, 2020
学校の体育が運動嫌いを生み出していることを見抜かれているね。
「評価してあげる」って言うけど、誰も頼んでないよね。しかも他者との相対評価だし。
運動をすることが、子どもにとってどんな意味を持つのか、何のためにやっているのかを考え抜いていないことがよく分かる。
— トネリコ@未来の教育 (@sutanavi) October 3, 2020
うーん、子供は競い合う事が大好きなのは本当だよね。自分は優れているって確認したいし、褒められたいし、大会があれば練習してうまくなる。スポーツできない子も勉強や芸術で頑張ればいいんじゃない?教育県を謳って競わせる事をやめさせた長野県と沖縄県だけいつも学力最下位じゃん。
— 🌰 🍁 miya®︎27w 🍠 🌾 (@goingmiyaway) October 3, 2020
それじゃ勉強が苦手で運動が得意な子が活躍できる場がなくなっちゃうね。フィンランドの校長先生の考えはそれはそれでいいんだけど、ここはフィンランドじゃなくて日本人の住む日本。
— すけちゃん🇺🇸板前パンクロッカー (@AgingAnarchist) October 3, 2020
順位を付ける競技は任意参加ならいいんだよね。
やりたくない子にも無理にやらせて「遅い!もっと頑張れ!」は辛い(それで運動嫌いになった)
運動会なんてそれ自体が勝ち負け競うイベントだから嫌になる…— あーちゃん (@bloodysam18) October 3, 2020
フィンランドは学力世界一
世界最年少の首相の誕生など最近何かと注目を浴びるフィンランドですが、OECD主宰の国際学力テスト「PISA(国際学習到達度テスト)」では常に上位にランクインしており、高い教育水準をもつ国とされています。
2004年には読解力、科学部門で1位、数学では2位、問題解決力では3位にランクインし、名実ともに学力世界一の国に輝きました。
また、フィンランドはスポーツをする人口も世界一だそうです。
フィンランドの体育の授業は「スポーツを楽しむこと」にフォーカスしており「体育の目的はその子が生涯スポーツを通して健康を維持する」ことを目的としています。
評価の基準も「スポーツができたかできなかったか」ではなく「友達と協力できたかどうか」などの基準があり「子供達に好きなスポーツを見つけてほしい」と考えているそうです。
そのため、様々なスポーツをする機会が地域コミュニティの中でたくさん生まれ、ほとんどのスポーツに無料で参加することができる仕組みが出来上がっているのです。
こうしたスポーツコミュニティーは、子供達にとって友人たちと触れ合う「第2の居場所」になっているそうです。
世界から置いてきぼりにされ後進国に成り下がった日本の教育はこのままでいいでしょうか…

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