小泉進次郎環境大臣は出演したラジオ番組で「プラスチックの原料って石油なんですよ!」と発言し話題に。
ネットでは「知ってるわ」「アホか」「義務教育とは」といった声が寄せられています。
小泉環境相「プラスチックの原料って石油なんですよ!」
小泉進次郎環境大臣はJ-WAVEのラジオ番組「JAM THE WORLD」に出演し「プラスチックの原料って石油なんですよ!意外にこれ知られてないんですけど」と発言し話題になっています。
UP CLOSE
環境大臣/#小泉進次郎 さんと物議を醸しているプラスチック製スプーンやフォークの有料化など、環境に関わるあれこれを伺いました。https://t.co/ppxjJuG19j@8bit_HORIJUN #jwave #jamtheworld #news #報道 #環境— JAM THE WORLD (@jwavejam) March 18, 2021
ネットでは「知ってるわ」「アホか」「義務教育とは」といった声が寄せられています。
ネットの反応
小泉環境相の発言に関するネットの反応を見てみましょう。







石油からプラスチックができるまで
プラスチックが原油(石油)からできていることは常識ですが、どうやってつくられるのでしょうか?
プラスチックの原料って石油なんですよ!意外にこれ知られてないんですけど、石油を精製した中のナフサといわれる7.6%の中のさらに3%弱の部分がプラスチックになるんですよ。
だから脱炭素化したかったらプラスチックよりも発電や輸送に使われる石炭やガソリンを減らした方がよほど効果的なんです。 pic.twitter.com/1vJkeKAAVL— 青猫 (@Z393d) March 19, 2021
まず、原油を石油精製工場で熱して、気体になる温度の差を利用して、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、重油、アスファルトに分けます。プラスチックは、この中の「ナフサ」からつくられるそうです。
さらにナフサに熱を加えて「エチレン・プロピレン(気体)」「ベンゼン(液体)」など、プラスチックのもとになる製品原料がつくられます。
これらは、水素と炭素が結びついた分子です。この分子をつなぎ合わせて「ポリエチレンやポリプロピレン」などの、プラスチック原料がつくられ、添加剤を加えた「ペレット」ができあがります。
このペレットを成形機に入れて、ようやくプラスチック製品となるそうです。
出典:プラマテルズ株式会社「プラスチックっておもしろい」
https://www.plamatels.co.jp/special
小泉進次郎環境大臣には、少なくともここまでしっかりと話して欲しかったです。
そのうえで、プラスチックを削減するには何をしていくべきか理論的に話すべきではないでしょうか。

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