大分地裁は歩道を歩いて80歳代女性とぶつかった女子中学生に約790万円の賠償命令を下し話題になっています。
ネットでは「これはきつい」「可哀想」「せちがない」といった声が寄せられています。
高齢女性に徒歩でぶつかった女子中学生に賠償金790万円
大分地裁は、歩道を歩いていて80歳代女性とぶつかった女子中学生に約790万円の賠償命令を下し話題になっています。
高齢女性に徒歩でぶつかった女子中学生「賠償金790万円」の理由https://t.co/TQCsLnlLuV
中学生側は『いきなり歩く速度を上げたり進路を変える危険な行為はしていない』と主張。地裁は『追い抜く際に安全に配慮して歩く注意義務を怠った過失がある』と判断。#中学生 #賠償金 #損害賠償— NEWSポストセブン (@news_postseven) March 31, 2021
記事によると、歩道の幅は2.2メートルしかなく歩行者同士が衝突する危険があったとし、地裁は「追い抜く際に安全に配慮して歩く注意義務を怠った過失がある」と判断した模様です。
損害賠償請求では、発生した損害が認められれば、それが故意か不注意による過失かは基本的には関係がなく、賠償額が790万円になったのは、後遺症が残り治療費が高額だった可能性が高いとのことです。
ネットでは「これはきつい」「可哀想」「せちがない」といった声が寄せられています。
ネットの反応
高齢者とぶつかった中学生に790万円の賠償金を命じた大分地裁に関するネットの反応を見てみましょう。





過去には子供の自転車衝突事故で約1億円の高額賠償
過去には、小学校5年生が乗った自転車と歩行者との衝突事故をめぐる損害賠償訴訟で、神戸地裁は少年の母親に約9500万円という高額賠償を命じた例があります。
自転車事故で高額の賠償が求められた例はこれだけではありません。
横浜市で携帯を操作しながら、無灯火で自転車を運転していた女子高校生が女性に追突した事故では、女子高校生に5000万円の支払い。
また、大阪では夜間に無灯火で自転車を運転していた男性が短大非常勤講師をはねた事故では、男性に2500万円の支払いを命じる事故もありました。
このように自転車事故による高額賠償命令は以前からありましたが、今度は歩いてぶつかっただけで1千万円近い賠償命令です。
おちおち道も歩けない世の中です。

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