政府は来年度から少子化対策の一環として、AI(人工知能)を活用した自治体の婚活事業を支援する模様です。
ネットでは「そこじゃない」「お金の問題」「漫画の世界」といった声が寄せられています。
政府が「AI婚活」を後押し
政府は来年度から少子化対策の一環として、AI(人工知能)を活用した自治体の婚活事業を支援することが分かりました。
【独自】政府がAI婚活を後押し、希望合わなくても「自分に好意抱く可能性ある人」提案https://t.co/vr2H453s42#政治
— 読売新聞 政治 (@YOL_politics) December 7, 2020
記事によると、AIを利用した婚活支援システムを導入運用する自治体に、必要経費の3分の2を政府が補助するとのことです。
ネットでは「そこじゃない」「お金の問題」「漫画の世界」といった声が寄せられています。
ネットの反応
政府が支援する「AI婚活」に関するネットの反応を見てみましょう。







AI婚活支援システムを運用している自治体
厚生労働省によると生涯未婚率は年々増加しており、2020年の生涯未婚率は男性26.6%、女性17.8%。2035年には男性が29%、女性が19.2%にまで増えると予測しています。
生涯未婚率とは50歳までに1度も結婚経験のない人の割合のことで、1990年から急増しています。
AIを使ったマッチングアプリは民間企業でも多数ありますが、料金が高いうえに「怪しい」というイメージがあります。しかし、自治体が支援する婚活システムは利用料が安いうえに安心して利用できます。
すでに埼玉県や愛媛県、秋田県など10を超す県がAIによる婚活システムを導入しています。2018年度に約1500万円をかけてAIシステムを整備した埼玉県では、19年度に成婚した38組のうち、過半数の21組がAIが提案したカップルだったそうです。
AI婚活支援システムが全国的に広がれば、認知度も広がり少子化対策に一役買うかもしれませんね。

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