副業がこれまでのように「やってはいけないこと」「会社に隠れてするもの」という時代は終わりました。
副業が当たり前の社会がいよいよ始まろうとしています。
あなたも空き時間を有効活用して副業をはじめてみませんか。
厚生労働省が公開したモデル就業規則とは?
2019年4月より働き方改革関連法の順次適用が開始されていますが、副業や兼業に関しては2018年に厚生労働省が公開した「モデル就業規則」の改定から、すでに始まっていたと言えるでしょう。
モデル就業規則とは、企業が定める就業規則のモデル(ひな形)となる文書のことであり、中小企業の多くがモデル就業規則に沿って自社の就業規則を定めています。
2018年に発表された「モデル就業規則」では、これまで第3章第11条に定められていた「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと」という一文が削除されました。
その一方で、第14章副業・兼業という新たな章が設けられ、第67条「労働者は勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる」というくだりが追加されたのです。
副業を認める企業が年々増加!
モデル就業規則には法的拘束力はありませんが、厚生労働省が発表しているものとあって、企業が自社の就業規則を改定する際には、ひとつ指針となることは間違いありません。
事実、副業を認める企業も年々増加傾向にあり、副業の収入が本業の収入を上回るという会社員も現れています。
厚生労働省では「副業・兼業の促進に関するガイドライン」を制定し、副業や兼業を後押ししています。
厚生労働省:副業・兼業の促進に関するガイドライン
厚生労働省は2018年1月にモデル就業規則を改定し、#副業 ・ #兼業 の「解禁」にかじを切りました。しかし #労災 や #残業 の制度は、1つの企業だけで働く就業形態を前提にしています。多様な働き方を広げるには、ルールの見直しが必要になりそうです。#法務インサイド https://t.co/g7WEhgfQ3Q
— 日本経済新聞 法務報道部 (@nikkei_legal) January 29, 2019
自分の趣味や関心に合った副業を選ぶ
副業と聞くと、お金儲けのことばかりに目がいきがちですが、そればかりでは長続きはしません。自分の趣味や関心に合った副業を選ぶことも大切です。
また、自分のスキルに適した仕事を選ぶのも一つの考え方ですが、それでは本業と同じような職種を選ぶことになり、結果的に仕事の負担を大きく感じる人もいるようです。
副業を選ぶには、よく考えて選ぶことがポイントです。
副業のメリットとは?
副業のメリットを考えてみましょう。
収入が増え生活が安定する
今現在の暮らしが安定することはもちろんですが、老後の蓄えなどができ、将来の展望が開けると精神的にも余裕が生まれるでしょう。
副業で得たスキルは自分の力になる
本業と異なる業種の副業を選ぶと、新たなスキルが身につきます。そのスキルを本業のスキルと組み合わせて、さらなる収入の源にすることも可能です。
新しい人出会が更なるビジネスにつながる
副業を通じて、本業では出会えなかった領域の人々との出会いが生まれます。それがあなたのビジネスチャンスにつながることがあるかもしれません。
知識の幅が広がり視野が広くなる
副業によって知識を得ることで、これまでと違う視点でものを見るきっかけができると、人としての成長に繋がることも多くなります。
終身雇用が実質的に終わりを告げた。私より下の世代はもう誰も生涯一つの会社にい続けられるとは思っていない。そうなると転職や、副業が当たり前になり、人生で給与が上下することも頻繁に出てくる。じわじわと安定的に給与が上がっていくことを前提にした人生設計が意味をなさなくなる。
— Dai Tamesue (為末大) (@daijapan) February 13, 2020
今この瞬間も相手は行動をして力を身につけている
あなたが悩んでいる間に相手は行動し続けている
今行動しなければ差は広がるばかり #副業
— 柳井@稼げる副業 (@consult_fuku) February 13, 2020
まとめ
副業や兼業は国も後押しており、どんどん副業がしやすい環境が整ってきています。ただし、これから副業を始めるなら「食べていくための仕事ではない」という前提からスタートするのが良いでしょう。
もちろん収入アップは大切なことですが、まずは趣味の一環になるようなところから入ると、学習意欲も沸き、結果的に収入につながるはずです。
まずは自分に合った副業探しからはじめてみてはいかがでしょうか。
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