【初詣のお作法】神社仏閣の違いと正しい参拝の方法を知っておこう!

【初詣のお作法】神社仏閣の違いと正しい参拝の方法を知っておこう! お役立ち情報
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これから2020年の初詣に行くという方も多いはずです。

ですが、お参りする神社仏閣はどこに行けばいいのでしょうか。また、参拝やおみくじのお作法はどうすればいいのでしょうか。

正しい作法を知ってご利益のある初詣に出かけましょう!

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初詣に行くべき神社仏閣と参拝のお作法

日本には神道に通じる神社と仏教に通じるお寺という2つの神社仏閣があり、どちらに初詣に行けばいいのか分からないという方も少なくないようです。

結論から先に言えば、神社でもお寺でもどちらでもOKなのです。

天照大神をご祭神とする伊勢神宮は神社、雷門で有名な浅草はお寺ですが、いずれもお正月にはたくさんの参拝客が訪れます。

そもそも初詣というのは、 昨年1年間を無事に過ごせたことに感謝をし、新しい1年も無事に暮らせるよう神仏に挨拶に行くことです。

もともとは、家の近くにある神社いわゆる氏神様に初詣に行くのが一般的だったため神社限定と考えている人が多いと思いますが、今ではこうした垣根が無くなっているのが現状なのです。

毎年、初詣に行っていた神社が実はお寺だった、という人もいるほどです。

とはいえ、神社と寺院では参拝のお作法が変わりますので、神様や仏様に失礼のないように正しいお作法を知っておきましょう。

神社での初詣のお作法

まず、神社には大きく分けて2つあります。

  • 氏神神社(うじがみじんじゃ)…自分が住んでいる地域を守ってくださる氏神様をお祀りした神社。
  • 崇敬神社(すうけいじんじゃ)…地域に限らず個人の信仰や好きな神社。

初詣に行くなら、まずは地域の神様に当たる氏神神社で参拝するのが良いでしょう。また、一口に神社と言っても御祭神(お祀りしている神様)は神社によってさまざまなので、 個人が好きな神様を何社回っても構いません。

それでは参拝の作法を見てみましょう。

鳥居前

鳥居の前に立ち軽く一礼をします。帽子やサングラスなどは必ず取りましょう。

また、参道の真ん中(正中)は神様の通り道なので避けて端を歩くようにしましょう。

手水舎

手水舎(ちょうずや※てみずやでもOK)は、禊を簡単にしたもので、お参りの前に手と口を清めます。

  1. 左手をすすぐ
  2. 右手をすすぐ
  3. 左手で水を受け入れて口をすすぐ
  4. 持ち手をすすぐ

口をすすぐ際に、柄杓に口をつけたり、水を飲んだりするのはマナー違反ですので十分に注意をしましょう。

参拝

  1. 浅く一礼をして神前へ 進みます
  2. お賽銭を入れます
  3. 鈴を鳴らします
  4. 二拝二拍手一拝
  5. 浅く一礼をして去ります

二拝二拍手一拝は、腰を90°まで曲げ2回お辞儀をしたら2回手をたたき、最後に腰を90°まで曲げ1回お辞儀をします。手を合わせる際は、左手を少し上にずらして手を合わせるのが良いでしょう。

また、二拝四拍手一拝となる出雲神社など、各神社によって作法の違いがあるため事前に確認しておくのが良いでしょう。

願い事は2拍手の後に伝えますが、お願いの前に必ず感謝の言葉を伝えるようにしましょう。

お寺での初詣のお作法

  1. 浅く一礼をして仏前へ 進みます
  2. ろうそくお線香をあげます
  3. お賽銭を入れます
  4. 合掌をして礼拝をします
  5. 浅く一礼をして去ります

お寺での初詣はで手は叩かないで合わせるだけです。間違いないように十分に注意しましょう。

おみくじの作法

おみくじはお神札に準ずるものなので大切に扱います。

おみくじは神社に結んでも持って帰ってもどちらでもOKですが、悪かったおみくじは神社の決められた場所に結んでおくのが良いでしょう。

また、本来おみくじは持ち帰って、時々読み返すのが良いとされています。古くなったおみくじは捨てずに、ひいた神社でお焚き上げ知ってもらうのが吉です。

まとめ

毎年決まりごとのように行く初詣ですが、 意外と作法を知らずに参拝に入っている方も少なくないようです。

神仏のご利益をしっかりといただくためにも、正しい作法を知って初詣に出かけましょう。

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